社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

宅建試験から読み取る過去問の重要性<社会福祉士試験に向けて>


平成24年度の宅建試験問題は、得点源の宅建業法において、個数問題が多数見られたようで、去年の問題に比べれば明かに問題のレベルが上がっているという声が多数耳に入りました。

SNSサイト等では、「過去問だけでは太刀打ちできない」といった過去問絶望論を唱えていた方もいますが、過去問の重要性を改めて説いている分析者も多数見られました。


日建学院の総評を見たところ、

「全体的な難易度は昨年より若干高かった。過去問を中心としてしっかりと学習をしてきた受験生であれば、解答できる問題が多かったと言える」

といった分析が書かれていました。


過去問と基本書のみの学習で、35点以上の自己採点を取れた方の生声を見ると、

・最低5周は回した。
・10周やった。
・過去問を丸暗記しただけで受かるわけがない。試験は同じ問題なんて出ないし、応用問題が出題されるから、過去問の基礎知識をしっかりインプットして、本番で使いこなせる力が必要だ。


といった感想が挙げられていました。


出題形式に変化が生じている今後の宅建受験においても、過去問をベースにして、確実に基礎知識をマスターする勉強法は欠かせないでしょう。


そして、社会福祉士受験においても、宅建受験に見られる過去問重視勉強法は共通しています。


そもそも、宅建社会福祉士試験は、試験科目も共通点があるのですが(民法等)、平成21年の試験改正で、両試験とも実務に伴うような試験問題が多くなったこと(社会福祉士でいう事例問題の増加、宅建で言う宅建業法の増加)、近年の問題長文化や、過去問には見られないような独特な言い回しで作られている点で、共通項があります。

社会福祉士試験においては、ここ数年、「国語の読解力で解けるような問題、福祉クイズみたいな問題が増えた」という感想が多々挙げられるようになりました。

確かに、平成23年の本試験問題を見ても、過去問では見たことがないような新出問題がぞろりと揃っていましたし、この流れは平成24年の本試験でも同じ流れになるでしょう。

それでも、先に唱えたように、過去問をベースに、正しい型を覚える反復学習を継続していれば、ボーダーを突破できるレベルには達するようになるはずです。

新出・奇問は、運・勘・常識力の三拍子で解いて、過去問からの類似基礎問題は、確実に取りこぼさなければ、85点突破レベルは実現可能です。

過去問中心勉強法が絶対ではありませんが、過去問はどんな方でも一度は目にするでしょうから、おざなりにせずに向き合ってみてください。