社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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人生を半分諦めて生きてみると楽になります。


 

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)   諸富 祥彦

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

 

 

著者である諸富祥彦氏は明治大学文学部教授であり、心理カウンセリング等の活動を行っている方。

「生きるとは、小さな「あきらめ」を積み重ねていくことです。」(p.3)と。

確かに、仕事にせよ、家庭にせよ、様々な人間関係にせよ、あきらめざるを得ないことが多々あると思う。

うまくいかないのはすべて自分の責任であると考え、苦しむ人が多い。
そこで氏は、「人生を半分あきらめる」ということを提唱する。

今まで「手に入って当然」と考えていたものを積極的にあきらめ、(=半分をあきらめる)

残り半分で自身がこだわるべき部分は徹底的にこだわり、

譲れないところは
決して譲ることのない人、そういった区別できる、いわば自分の中に「ものさし」をもっている人こそが、満足を得られる時代になっていく、という。

Amazonレビューより一部引用)

 

今回の視点は、「半分諦めて残り半分は徹底的にこだわる」というものです。


諸富先生の提唱している物事の捉え方は人生のみならず、受験勉強や本番にも応用できるところがあります。

全150問18科目群もの膨大な社会福祉士試験に立ち向かうにあたって、全部満点に近いぐらい事前勉強しておいて当然という考え方で取り組むと、勉強そのものが苦痛で仕方がなくなって本番に向かう前にドロップアウトしてしまいかねないリスクがあります。

もちろん、不合格を経験された方で、今度こそは学習量不足の覆轍を踏まないように、全力で努力するというスタンスは素晴らしい限りですが、常にハードルを高く課しすぎた代償で全く勉強に身が入らなくなってしまったら、本末転倒です。


どれだけ地頭が良くて基礎学力が高くて試験慣れしている人間でも、150点中100点以上取れる人間は上位少数位はですし、そもそもこの試験は全体で1問以上かつ6割の90点以上取れれば合格できるという大原則が肝心です。



今できて分かったつもりでも明日には忘れて当然ですし、18科目群もあれば苦手で全然頭に入らないカリキュラムがあって当たり前です。


全部パーフェクトにマスターしようとすること自体を諦めて、自分なりにやれる範囲で的を絞って取り組まれた方が結果につながりやすいです。

まず、自分なりの勉強方法やどこから手をつけたら良いかが分からないという方はこのブログのアーカイブをご参照くださればヒントが見つかると思われますし、今後も関連記事を発信して行く予定です。