第103回 平成26年6月22日(日)
受付締切
5月21日(水)
受検料
1 級6,100円
準1級4,900円
2 級3,800円
3 級2,600円
公式ページ
社会福祉士試験の前哨戦として、とりあえず手軽にすぐ活かせる資格としてオススメするが秘書検定です。
これまで定期的に拙ブログでも紹介しています。
秘書検定とは、社会人として求められている一般常識や、円滑なコミュニケーションを図るための基礎知識を学ぶことができる歴史ある試験です。1972年に誕生した、文部科学省後援資格です。
秘書になるための専門知識を培えるというよりも、「感じの良い社会人」を目指すための試験内容となっています。
ビジネス系資格・一般常識を培うためのきっかけとして、幅広く役立たてる試験です。
近年では、年3回(6月、11月、2月)の受検者数が延べ18万人にも達しています。
3級、2級、準1級、1級と、級が分かれており、受検制限はありません。
57歳になる私の知人も、第98回試験に挑戦されて合格されています。
直近の受検状況は、
第101回 25.11.10の結果
準1級
志願者数:6,896名
受検者数:6,301名
一次合格:3,516名
最終合格:1,753名
合格率:27.8%
2級
志願者数:33,959名
受検者数:31,567名
筆記合格:17,237名
合格率:54.6%
合格率のみならば、準1級が社会福祉士試験、2級が精神保健福祉士試験と同じくらいになっています(ただし、経験から難易度は大きく異なります)。
3級と2級は筆記試験のみで、準1級と1級は一次試験が筆記試験、二次試験には面接(ロールプレイ)が待っています。
秘書検定の試験内容は、
「あなたが秘書だと仮定して、このような場合どのような行動を取るのが適切なのか」
という設定のもと、上司やお客様、部下への対応について問われる問題が多数出題されます。
社会福祉士国家試験においても、SWとしての適切な行動が求められる事例問題が専門科目等で出題されるので、共通している部分があります。
実際にこちらで級別の問題を解けます。
また、就職活動時に、秘書検定取得を履歴書に書いておいたことで、目に留めていただいたことも何回かありました。
男性の所持者が珍しかったのも理由の一つかもしれません。
気になる勉強方法についてですが、ここで推奨している学習法と同様に、下記に紹介している公式過去問集を中心に、一カ月~二か月反復学習すれば、合格できると思います(実証済み)。
『秘書検定実問題集2級2014年度版』 1,296円
第96回~101回までの過去6回分の試験問題と解説を収録。
『秘書検定実問題集準1級2014年度版』 1,404円
第94~101回検定問題を一挙収録。
秘書検定がねらいとしているのは、感じが良い社会人、応用力のある大人の育成でもあるため、対人相手のSW職に就かれている方にもお役に立てるでしょう。