社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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受験体験談その5 -試験を終えて-


※ ここからは、しばらく試験開始直後の問題文修正についての詳細を
載せているので、興味がない方はスルーしてください。

午後の専門科目開始と同時に、試験監督官らしき人が黒板に何かを
書き始めました。


黙々と書き終えた後に、一言、

「これから問題文の訂正についてお話します」

開始直後の静寂した雰囲気を打ち崩すかのように、淡々とした口調で
説明し始めました。

どうやら1問だけ問題文に旧法令が書かれているため誤植になるとの
ことで、黒板に書いてある新法に訂正して欲しいとのことでした。

試験開始したこのタイミングで発表するの?

純粋に疑問が生じましたが、恐らく印刷後に発覚したのでしょうね。
このような出来事は、資格試験を受けてはじめての体験でした。

センター側からすれば、試験終了後に外部から指摘されて合格発表日
にはじめて不適切問題として認めた場合、不手際として残りますし、
全体に処置を加えなければならなくて面倒なことになるので、
事前のこのタイミングで発表したのでしょうね。

予断ですが、私が合格した平成23年度の宅建試験終了後においても、
誤植を理由とした不適切問題の事前発表がありました。

宅建のケースでは、合格発表日の1週間前に、突然センターのHPに
詳細がアップロードされました。

統計問題の選択肢の一つに、「年度」と「年」の使い分けが誤っていたため、
全員加点となりました。

その処置の影響で、ボーダーと合格率が上がったわけですが、
最後の最後まで冷や冷やさせられたあの経験を思い出しました。

前置きが長くなりましたが、どっちにしろ私はこの問題は不正解だったので、
あまり神経質にはなりませんでした。
(むしろ問題自体が何のことだかさっぱり解らなかった)

ところが、他の受験生の方はこんな脳天気な考えではなかったようです。
試験官が地声で修正文を説明している時に、後ろの方から年輩だと
思われる女性受験者から、怒声のような口吻で、

「声が小さくて聴こえないんですよ!!
もっと大きな声で説明してください!!」


と、威勢よくクレームを飛ばしていました。

イライラが募っていたのはその方だけではなかったようで、

「声が小さいんですよ!!」

前の方に倣って、エコーのように試験委員に怒りをぶつけていました。

どうやら訂正の仕方は、各会場毎にばらつきがあったようで、
口頭だけのところもあれば、板書だけのクラスもあったようです。

事前に判っていたのならば、訂正文を印刷して配布する等して、
不平等さがなくなるような対処をすればこのような不満が爆発する
ことにはならなかったのではないかと思いましたが、どうやら第18回の
試験時も同様のやり方で問題文を修正する出来事があったようなので、
センター的には前例に沿った対応をしたのでしょうね。




前置きが長くなりました。
試験の感想の話に続きます。

専門科目は事例問題が増えていて、SWとして現場で求められる
実践力を求められているような構成でした。

午前がぼろぼろだっただけに、専門科目は思っていたよりも、
すらすら解けたので、さっきまでが嘘だったかのようにすっかり
気を良くしてしまいました。

しかし安堵をしているのも束の間です。
共通科目で点数を確保できていないでしょうから、専門科目で
点数を稼ぐ他、合格の可能性は残されていませんでした。
今は0点科目の恐怖はとりあえず置いておくことにしました。

元々過去問で専門科目は30日くらいかけて反復学習しましたし、
全体的に出来も良かったので、本試験でもブレなく発揮できました。

ところが、やはり本試験はそう簡単にはいきません。

「児童や家庭に対する支援と児童・家族福祉制度」
「就労支援サービス」
「更生保護制度」

は、共通科目で陥ったのと同じような感覚で、苦戦しました。

事例問題が多い分、読解に時間を割いていたので、全74問を
終えた頃に時間は残っていませんでした。

こうして、私の初回受験当日は幕を閉じました。