社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

受験体験談その11 -合格発表の瞬間-



長かった45日間。

第24回は、試験中の問題文訂正、不適切問題騒動、割れ問の行方
など波乱の回でしたが、気がつけば合格発表日を迎えていました。

この日は運命のいたずらかのように、仕事が週休だったので、
ここぞとばかりに合格発表は厚生労働省に確認することにしました。

私は高校・大学を推薦入試で合格した身ですし、これまで
受かった試験では、合格発表の瞬間を生の掲示板で確認したこと
がなかったので、一度でいいから体験してみたかったのです。

また、合格発表の13時に試験センターのHPはアクセスが殺到して
繋がりづらいようでしたし、デジタルの時代だからこそ、実際に
自分の目で、しかと見届けたいという思いもありました。


当日厚生労働省のどこに合格が掲示されるのか予め発表されて
いなかったですし、HPを見ても説明が載っていませんでした。

現地に行けば何とかなると思っていたので、余裕を持って10分前
にはゲートに着きました。

入館するのには、理由と身分証明書が必要なので、
社会福祉士の合格発表を見にきた」と申し出て、
運転免許証を提示しました。

警備の人から「場所は2階の会議室になります」と
言われたので、いざその場にドキドキしながら足を運ぶと、
既に8人くらいの受験者が部屋の前で待機していました。
老若男女の年齢層でした。

いよいよ13時ちょうどになると、職員が会議室のドアを開いて、
一人一人順番に中に入り始めました。

ところが、8畳くらいの部屋のどこを見渡しても掲示板が見当たりません。

代わりに、テーブルの上で、複数の台帳が置かれていました。

他の受験生はこなれたように椅子に座って、血眼になって自分の
受験番号を探している様子を見て、それが何かを理解しました。


ドキドキが最高潮の中、自分の番号を手でめくって、必死に探すと、


ありました!


何度受験票と照らし合わせても、間違いはないです。
合格を確信しました。

合格していていたんだ・・・・・・

張りつめていた緊張感が一気に晴れた瞬間です。

記念に予め持参してきたデジカメで、自分の番号を接写撮影しました。
周りの受験生達も無言で同じように撮っていました。
口には出さない者の恐らく合格していたのでしょう。

自分の前にいた大学4年生らしき男女のペアも合格していたようで、
「わ~い、今夜は寿司だね!」と喜びを分かち合っていました。

正式解答と合格ラインは掲示されておらず、係員の説明によると、
14時以降になるとのことだったので、ダメもとで携帯から試験センターに
アクセスしたところ、結果がスムーズに表示されました。

ボーダー81点、不適切なし、合格率26.3%

ボーダーは大方予想通りでしたが、あれだけ議論が交わされていた
不適切問題がなかったことに驚きました。

問130の答えも、全会社が予想していた模範解答と外れていました。
そして、合格率26.3%という近年稀に見る数字の低さ。
やはり第24回は難しい年だったことを知りました。

「自分の学習方法は間違っていなかったんだ」

正直一発合格できる自信はほとんどなかっただけに、
胸を支配していた色んな不安が拭い去って、私は胸をなでおろしながら
厚生労働省を後にしました。


これで、私の合格体験談を終わりにします。

10を超える長い記事にお付き合いくださってありがとうございます。

悔しいことに不合格だった方も、来年度受験を目指す方も、
今回合格された方も、私の実体験が何かのきっかけに
なれればこれほど嬉しいことはありません。

来年の合格発表後は、みなさんの合格の声を聴かせてくださいね。