社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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宅建と社会福祉士の比較、共通点について その2


社会福祉士宅建の取得難易度について私的見解を申し上げます。

あくまでも私の学習・受験体験から、主観で述べているので、普遍的な法則ではないことを予めご理解ください。


福祉系資格最難関の社会福祉士と、法律系資格の入門的位置付けの宅建は、
ネット上でも比較されることが多いようです。

その理由はその1で解説したように、学習内容が両資格間で共通点があること、
学習時間と難易度が同程度と言われていることが要因だと思われます。

ネット上の資格ランキングでも、宅建社会福祉士を同ランクに評定しているサイトも多々あります。


両資格を所持している私の意見は、社会福祉士よりも宅建取得難易度の方が高いと感じました。

10段階評価で漢検2級を標準の5とした時、社会福祉士が7.5、宅建が10強です。

取得難易度と学習時間・労力の差が生じてきます。

以下その理由を3つに分けて説明します。



1.ボーダーの差

社会福祉士が6割程度のボーダーなのに対して、宅建は7割が基準となっています。

近年の動向を見ると、宅建社会福祉士ともに3年前の試験改正によりボーダーに変化が起きました。

社会福祉士がボーダーが下降しているのに対して、宅建は上昇しています。

実際に社会福祉士のボーダーは、6割弱でOKなのに対して、宅建は7割以上の得点を取らないと
合格できなくなっています。

宅建は四肢選択式、社会福祉士は五肢選択式で、各科目で1点以上得点しないと足切りされてしまう
制度がありますが、その点を加味しても、やはり6割と7割のボーダー差は大きかっです。

2.学習内容の差

宅建社会福祉士も、日常生活で必要な常識的知識を求められる問題も出題されますが
(得に社会福祉士の方が多数出題されます)、やはりエキスパートとしての専門知識問題が大半を
占めている点は共通しています。

社会福祉士カリキュラムに登場する歴史上の人物名や法令と歴史的変遷も覚えにくいですが、
宅建の場合は細かい数字や紛らわしい語句を覚えなければ解けない問題がゴロゴロ待ち構えています。

宅建は学歴・受験制限がないので、異業種でも文系理系学生どなたでも受験できるわけですが、私の
場合各分野を理解するのにかなり苦戦しました。

実務経験がないため、初回受験の時は農地法建築基準法などは抽象的すぎて全く理解できませんでした。

社会福祉士は単位取得のために、大学や養成学校で一通りカリキュラムを学んでいるため、イメージも
つかみやすいですし、勉強も進めやすかったです。

3.学習が面白いかどうか

2の理由から、宅建は勉強していて面白くなく、義理で解いていた時もありました。

独学のため、勉強のポイントも知るよしもなかっため、一発合格はできませんでした。

他方社会福祉士の勉強は、分野によっては抽象的で解りづらい内容もありましたが、相談援助など、
実務に活かせるカリキュラムもあったので、受験勉強を通して学習を楽しむことができました。

勉強に喜びや楽しみを感じることができれば、理解度は断然変わってくることを身を持って感じました。

以上の3点が難易度を比較する上の理由です。

個人差がありますし、前提条件によっても変わってくるので、参考にしていただければ幸いです。