心理学検定について
今回は「日本心理学諸学会連合認定」の心理学検定について取り上げました。
私がこの資格を知ったのは、ブログ読者様のコメントからでした。
日本大学心理学科等の卒業レベルの心理学的知識・能力を測る試験のようです。
年に1回の試験で、2008年より開始して、のべ7回行われています。
第8回試験は8月23日に実施されます(申し込みは終了しました)。
以下試験概要です。
【受検料・個人申込みの場合】
3科目以内 6,000円
6科目以内 8,000円
8科目以内 10,000円
【試験内容】
A領域 : 原理・研究法・歴史 / 学習・認知・知覚 / 発達・教育 / 社会・感情・性格 / 臨床・障害
B領域 : 神経・生理 / 統計・測定・評価 / 産業・組織 / 健康・福祉 / 犯罪・非行
特1級 A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格(申請が必要です)
1級 A領域の4科目を含む合計6科目に合格
2級 A領域の2科目を含む合計3科目に合格
日本心理学会「認定心理士」の資格所有者は優遇措置として、A領域3科目を合格すれば自動的に「心理学検定1級」が取得できます。
【出題形式】
問題はすべて4肢選択問題で、各科目から20問が出題されます。全科目合計、200問からなります。
【受検要件】
受検は、誰でもできます。
心理学部や心理学科の所属や卒業に関係なく、希望するすべての人に受検資格があります。
参照統計
第7回試験結果
受検者合計 3,234人
1級 880人(27.2%)
2級 1037人(32.1%)
心理学検定 公式問題集 2015年度
公式ページ