第30回国家資格キャリアコンサルタント試験(以下キャリコン)合格発表から間もなく1週間が経とうといていますが、人気記事上位にキャリコン関連記事がランクインされています。
これまでにない傾向ですが、想像するに、不合格になられた方の多くがご覧になっていらっしゃるのではないかと想像しています。
今回は、不合格からの立ち直り方について改めて記事にしました。
※養成講座受講前から注目してきた鈴木奈々さんも実技試験を受験されたそうです。
ご存じの方もおられるかもしれませんが、私自身はキャリコン試験は学科も実技も一回で合格しています。
「キャリコンにストレートに受かった人間に、不合格になった側の気持ちが理解できるわけがない」
と、壁を感じられた方もおられるかもしれませんが、少々お待ちください。
確かにキャリコン試験は一発合格できましたが、その直後に受検した2級キャリアコンサルティング技能士実技試験は、現在進行形で複数回連続で不合格が続いている状態です。
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キャリコン試験は対策講座も通わずに、自分の実力を試すために実務経験ベースで臨んだのですが、その延長で受けた2級技能士試験に関しては、結果が伴わないどころか、回を重ねるほど点数が低くなっていて迷宮入りしたような日々を過ごしていました。
そんなリアルタイムの私だからこそ、不合格という感覚について想像できるところがあり、この記事に着手しているのです。

何が辛いかと言うと、まず自分の不合格と言う現実を受け入れること、そしてSNSや周りの人間を見ると、自分だけが取り残されたような疎外感や孤独感に覆われてしまうことなのですよね。
合格発表日は最たるものですが、SNSのプロフィール文に記載されている方もおられて、勝手に凹んでしまうなんてことも一度や二度ではありません。
キャリコン試験を例にあげれば、4割以上の方が不合格になっている現実があるわけで、表面には見えなくとも水面下で誰にも話せずに悶々とした気持ちを抱えておられる方がおられると思うのです。
既に気持ちを切り替えられているという方は、この記事をご覧になっていないことでしょう。
私自身、2級技能士実技試験に連続不合格したことで、「何が正解か見えなくなってしまった」という感覚に陥りました。
初回の実技試験は、キャリコン実技試験同様のスタンスで受検して不合格。
準備不足を否めませんでしたが、採点は合格点まであと一歩という段階だったので、ショックではあったものの、まだ楽観している部分がありました。
「合格率2割程度は伊達じゃないな。次は対策を練ってリベンジ合格しよう!」
不合格から数週間が経って、気持ちは次回へと移り変わっていたのです。
試しに受けてみたから落ちて当然だし、「俺はまだ本気を出していないだけ」状態でした。
二回目の受験は独学ではあるものの、対策問題集や講師の動画を何度も眺めては「合格するための実技試験」を追求するようになっていました。
今になって思えば、「正解を求めて」「合格にこだわる」という根本的な視点が、不合格に直結していたのだと分析しています。
いやいや、合格するために受検するのだから当たり前だろうというご指摘を受けそうですが、キャリコンや2級技能士実技面接試験において、合格に固執すること、採点官に学んできたスキルや知識を披露しようと意識しすぎると、合格から遠のいてしまう恐ろしさを体験から実証しました。
典型的な例が、「2級技能士試験は目標設定まで到達できないと不合格になってしまうのでマストである」といったあるある定説に固執してしまうことで、不合格ルートに突入してしまったわけです。
時間切れが迫って、何も痕跡を残せていない焦りから、終盤にいきなり現状打破を図って、方策を提案し、相談者役から心を閉ざされて終了してしまった回もありました。
ここまでお読みになっていた方ならば、お気づきだと思いますが、合格に焦点を当てすぎると、自分の欲に意識が向くようになり、目の前の相談者役を置き去りにしてしまうリスクがあるのですよね。
もちろん点数にも反映されて、キャリコン試験同様の実務経験ベースで受検した一回目が最も点数高かったのです。
話は戻りますが、キャリコン試験を一発合格できた私でもその先に自分を見失ってしまう程の不合格のループをさまよっていましたから、不合格の言葉にしにくいしんどさは、想像できる部分があります。
実技試験に不合格になることで、自分の実務経験を否定されたような感覚にすら陥るのですよね。
あくまでも私の場合かもしれませんが、点数でしか結果は表示されないため、どこに問題があったのかの明確な答えは提示されずに、それが悶々とする一因にもなっています。
こんな私が言うと説得力が増さないかもしれませんが、キャリコンの実技面接試験に不合格になったことと、実務経験やご自身が学ばれてきたことが間違っていたという方程式が成立しないと思った方が気持ちが楽になります。
確かに、不合格になるからには要因があるわけですが、前述したように試験の特徴から答え合わせができるわけではありませんので、自分で分析したものが採点官が審査したポイントとずれている可能性もあるからです。
そして、限られた条件下で実施された短時間の面接だけで、あなた様がこれまで経験されてきたことが判断されたわけではありません。
私の知り合いで5回目の正直でキャリコン実技試験に合格を果たされて、その後キャリコンとして仕事が決まった50代の方がおられます。
何度受け続けても、手応えを感じられなかったようですが、最後の面接は、相談者役のこれまでの職歴を振り返る中で、ねぎらいの言葉をかけたらぱっと表情が明るくなって態度も柔和になったそうです。そしてついに合格を果たされました。
その方のように、何度不合格になっても諦めずに挑戦し続ける心があれば、遅かれ早かれいつか日の目を見る瞬間が訪れるのだと感じました。
そして、不合格と言う不本意な結果は無駄ではありません。
合格することに勝るものはないのはそうですが、不合格からどう立ち直ってきたのか、そこから何を学んでどう活かすのかが重要ではないでしょうか。
不合格を経験したからこそ見えてきた道や支援の視点が培えるはずだと私は信じています。
私自身もまだ合格を目指す道の途中ですので、もしよかったら実技試験の愚痴を共有しながらでも一緒に前進して行けたら嬉しいです。
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