2000年代前半に、「間違いない」のモチネタでブレイクした、お笑い芸人長井秀和が、2011年7月に、英検準1級を取得して、現在は都内の外資系企業や保険会社などの法人を対象に週3日ほど英語講師を務めているというニュースを目にしました。
コメントを見ていると、
・英検準1級なんて誰でも受かる。
・英検準1級なら、楽に受かるよ。
・1級ならともかく、準1級じゃ、たいした価値がないわ。
・英検準1級に受かったからって、何だって言うんだ。
というような、批判的な意見が多数寄せられていました。
この風潮って、社会福祉士試験に対して、匿名のネットユーザーが盛んに揶揄しているあの流れに似ています。
「社会福祉士は誰でも受かって当然だ」
まさにあのお決まり文句を彷彿とさせられました。
英検準2級まででドロップアウトした私が言うのもなんですが、準1級の難易度や価値はかなり高いです。
大学入試や留学時等の学生生活だけに優遇されるのではなく、公立の教員採用試験で専門科目が免除されたり、資格手当てが支給される企業もあるようです。
資格を活かしている人間を見下すのは誰にでもできますが、実際に合格して生活に役立てている人間は素晴らしいです。