ふむふむ。
今時の就活生の実態は、こんなにも複雑で物語があるものなんだね。
タイゴウくんが読んでいるその本って、朝井リョウさん著の『何者』かしら。
そのトーリ。
5人の登場人物である大学生たちの人間模様がリアリティで、就活って本当に鯛変なんだな〜って思ったよ。
ちょうど10月15日から原作の映画が上映されるのよね。
TAKAさんに連れて行ってもらうのが楽しみだよ♪
映画のPVを見てて、主題歌がボクのハートにシンクロしてとても惹かれているよ。
誰が作った曲なのかな?
中田ヤスタカさんが作曲して、米津玄師さんが作詞とヴォーカルを務めている合作よ。
中田ヤスタカ 「NANIMONO (feat. 米津玄師)」MV FULL ver.
この曲を聴いていて、まだ見ぬ世界に勇気を持って飛び込んで行けるポジティブな気持ちにさせてもらえるんダイね。
中田ヤスタカさんと米津さんってどんな人なの?
中田ヤスタカさんは、きゃりーぱみゅぱみゅさんやPerfumeの楽曲を手がけていることで有名ね。SMAPや青山テルマさん等の名曲のリミックスも多く仕上げているわ。
確かにきゃりーぱふぱふの曲って、どれもテンポや歌詞が独特なところが共通しているから、中田さんって聴いてすぐに納得できたよ。
ぱみゅぱみゅね。確かに言いづらいけれど。
米津さんは、10年に1人の逸材と言われているアーティストよ。その人柄がとても特徴的だわ。
天才と評されるような人物ということは、順風満帆な半生を歩んできたのかい?
それがその反対なのよ。自分のことを負け犬だと評価しているわ。
有名になった今でもその思いは変わらないらしいわ。
孤独や自己嫌悪と常に隣り合わせの生活を送っていたようよ。
人間関係を築くのが苦手で、自宅に引きこもる日々を過ごしていたみたい。
それは想像していなかったな〜。
他にはどんなエピソードがあるんダイ?
高校卒業後に、大阪にある美術専門学校に進学してバンド活動を開始したけれども、1年くらいで中退してしまったの。
一鯛、何があったんダイ?
自分のことを、「個人主義的な人間で人と一緒にものを作ることができず、そのためバンドでは上手く行かなかった」と振り返っているみたい。
中退してからは自宅にこもって、ネットゲームや自作の音楽作りに興じていたようよ。
人間関係に上手くいかなくて辞めるって話はよくあるけれども、それから陶芸家のようにひたすら自分の世界を極めていたのはすごいね。
それから合成音声のボーカロイドを使って「ニコニコ動画」に作品を複数投稿して、脚光を浴びることになるの。総再生回数が6000万を超える曲もあるくらいインパクトを残したのよ。2013年に関係者の目に留まってメジャーデビューを果たすことになったわ。
ボカロの曲も作っていたのかぁ!
それだけヒットしたんじゃ、ボクも聴いたことがある曲もあるかもしれないね。
ハチという名義で、「マトリョシカ」という曲なんかが有名ね。
タイゴウくんが大好きな太鼓の達人にも収録されているわ。
ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA
ボクがウォーミングアップでよく選曲しているよ!
まさか既に馴染みがあるアーティストが米津さんだったとは、運命を感じるね。
当時は楽曲だけではなくて、動画のイラストも自分で作っていたのよ。マルチな才能の持ち主でもあるわ。
米津さんは10代、20代の若者たちに絶大な支持をされているのだけれども、挫折や孤独を誰よりも経験しているからこそ、不安をポジティブに変えられるようなステキな歌詞を手掛けられているのでしょうね。
先日ボク達が話題にした「社会福祉士や精神保健福祉士の活かし方は組織に所属することだけではない」のように、自分の才能を活かす場や方法というものは、案外自分のすぐ傍にあるのかもしれないことを教えてもらえるね。
ネガティブをポジティブに転換させて、この世界のどなたかに勇気を与えることが出来るのはとても素晴らしい活動よね。
全ての経験は無駄ではなくて、活かし方次第で武器にもなることを教えてもらえるね。
よーし、早速この話をタイガーソングライターのサクセスちゃんに糸電話で電話して教えてあげないと♪
サクセスちゃんなら、ユーチューバーになればきっと才能を開花させられるよ。
残念ながら、サクセスちゃんは今頃太平洋を水泳中だと思うから、完全に糸が届かないと思うわよ。