第17回精神保健福祉士試験の自己採点はその晩公開されたけあサポサイトで行いました。
本番では手ごたえが悪いものの、採点してみると案外得点が取れていてホッと胸をなでおろすことができるパターンでした。
そんなわけで、合格水準である6割を超える結果になっていました。
80点中の50点を超えていたので、まず不合格はないだろうとほっとしましたが、ネットで受験生の声を聴いていると、基礎的な問題が多くて、例年より簡単だったという書き込みが目立ちました。
同じ受験仲間達もみな50点を超えていたので、今年の試験問題は例年よりもやさしめであったという声に信ぴょう性が増しました。
後に赤マル福祉で受験生の自己採点サンプル結果が集計されて、平均が約51点ほどの高得点になっていたので、例年よりも合格点が数点上がるであろうという可能性が高くなっていました。
もしかして、50点でもダメなのか!?
今年から合格率が30%くらいに絞られたとしたら・・・・・・。
そんな不安も脳裏によぎりましたが、第27回社会福祉士試験の合格発表日までを不安な気持ちで待ち続けているみなさんと共にその時を迎えました。
しばしの時間が流れ、訪れたのは社会福祉士試験ぶりの厚生労働省。
事前にブログ上で私が直接会場に足を運ぶことを告知済みでした。
第24回社会福祉士試験合格発表の5年前とは会場が異なって、運命の場所は広い講堂でした。
私が到着した時点であと5分ほどで合格発表というタイミングでした。
既に20名ほどの受験生達が扉の前で待機していました。
この中に私が知っているブログ読者の受験生の方はいらっしゃるのだろうか。
そんな思いで眺めていたところ、合格発表時間ジャストになって、職員の方々が扉を解禁しました。
これだけの広さの講堂だけに、掲示板に貼られていることを期待したのですが、やはり今回もテーブルの上に合格者受験番号が冊子になって置かれていました。
隣の社会福祉士の合格番号確認は列を作って大勢並んでいましたが、精神保健福祉士に関しては、さほど多くなく、すぐに番がやってきました。
社会福祉士試験合格発表時同様に、冷静に自分の受験票に刻まれている番号と照らし合わせて行くと・・・・・・
合格を目の当たりにできた2度目の経験です。
私のもう一つの目的は、ブログ読者である受験生の方と合格の喜びを共有することでした。
運命の廻り合わせのように、合格発表前日にブログに「厚生労働省に行くかもしれない」と書き込まれていた方と現場で逢うことが出来ました。
その方は、ブログで公開していた合格絵馬をご自身のスマホの画面で表示されて手にお守りのように握りしめていたので、合言葉のようにすぐに分かりました。
次に瞬間、その方は合格を確認できたようで、傍にいた厚生労働省の職員の方に「私、本当に合格していますよね?」と半信半疑のように一緒に番号を確認されているようでした。
私はその瞬間、「一緒に確認しますよ」と声をかけて、合格の瞬間を共有することに成功しました。
合格発表の場では、合格を果たした受験生たちが感動のあまりに「やったぞ~~!!」とか、「受かった~~~~!!」なんて声を上げている光景を想像するものですが、イメージのように喜びを表現されている方はほとんど見受けられませんでした。
そんな中、私達は人目を気にせずに合格を喜び合っていました。
あの瞬間の喜びと感動を知っているからこそ、私のモチベーションにつながっているのです。
学校の仲間達も全員合格を果たして、私は春から精神保健福祉士資格を活かした新しい職務に就くようになりました。
社会福祉士登録後になって、精神保健福祉士資格はいつかは取りたいという希望は頭に描いていました。
しかしながらいざすぐに行動に移そうとすると、新しい学校への入学やこなさなければならない課題、通学の問題、仕事との両立等、面倒なことが先立ってしまい一歩踏み出す勇気を抑制していました。
そんな邪念を払しょくして一年発起できたのも、絶対合格ブログで出逢うことが出来たみなさんの勇姿が私を後押してくれたからです。
「挑戦してよかった」そう思える日が必ずこの先に待っています。
さぁ、今年の主人公はみなさんの番です。
自己採点結果から合格点が不安で仕方がない方も少なくはないと思われますが、やることをやったみなさんが幸せになれないはずがありません。
満開の桜の下で、たくさんの喜びの声が目に浮かびます。