なんで私が東大に!?
電車内に一際目立つ四谷学院の広告が貼られています。
いわゆる勉強がさほど得意ではなかった生徒が、四谷学院で一生懸命勉強することで、超難関大学に合格できたというエピソードが書かれています。
6年前までの私は、まさにこのキャッチコピーとは真逆の心理でした。
なんで、私が不合格に!?
シスアド、英検、食生活アドバイザー検定、宅建士と、チャレンジする試験が立て続けに不合格となり、完全に停滞期に突入していました。
なぜ自分が不合格になるのかの要因を分析してもその事実を認めることができずに、試験を変えては同じ結末を繰り返してきました。
勉強不足
というこれ以上もこれ以下もない理由から、目を背けていたのです。
何度も不合格が続くと、この先一生合格なんて出来ないのではないか、そもそも勉強が得意ではない自分が受けること自体が間違っているのではないかという歪んだ気持ちに支配されるようになりました。
まさに負のスパイラルです。
何度も諦めようとして、勉強から離れたこともありましたが、結局また戻ってきたのです。
その過程が社会福祉士試験合格へとつながりました。
一回で見切りをつけるのも自由ですが、どうしても諦めきれない念が残っているのならば、そこには大切なメッセージが秘められているのかもしれません。
私は社会福祉士試験に合格後、それまでが嘘だったかのように連続して資格を取得することができました。
まるで失われた不合格時代の穴埋めをするように。
今が上手くいかないからといって、この先もずっと不調が続くとは限りません。
過去から未来へ。
今求められるのは、どれだけ本気になれるではないでしょうか。
ブログをご覧の方の中には、社会福祉士試験だけに留まらず、前回不合格という辛酸を嘗める結果に終わった資格受験に、今年もう一度チャレンジしようかどうか迷っている方がいらっしゃると思います。
GOサインが出ないのは、前回不合格という形が心に残ったことで、モチベーションが低下しているからなのかもしれませんし、生活上の理由で受験を躊躇している背景があるのかもしれません。
それぞれの置かれている立場や事情がある中、言葉選びに慎重になるところがありますが、試験対策を5年続けている私個人の意見からすれば、受けられるチャンスがあった時に乗った方が合格の可能性も近づきますし、その時がベストタイミングだと思います。
今後試験問題や合格基準が改正して、ますます難関する可能性もありますし、前回学習した知識と勉強の習慣が残っているうちに受けた方が弾みがつくからです。
事実この5年間の合格者の姿を思い出すと、諦めずにリベンジ合格を果たされた方が圧倒的に多くいらっしゃいました。
自分が置かれている環境や立場によって、受験できなくなってしまう場合もありますし、その気になって申し込んだ年がチャンスです。
先日連続して紹介したように、このブログが存在しているのは、合格の実績だけではなくて、かつて私が他資格に不合格したという経験があったからこそ、糧になっているのです。
不合格の経験は無駄ではないと振り返ることができる日が必ず訪れます。
捲土重来によって、レベルアップした自分で合格を勝ち取りましょう。