今月は「勉強のやる気スイッチON」に入るような記事を心がけてきましたが、まだまだそんな気分にはなれない方もいらっしゃると思われます。
もしかしたら、既に継続的に勉強を続けているのになかなか成長を感じられず「もう出来ない」という具合に、分厚い壁を感じたり、限界を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、あえて心の苦しみと向き合おうとせずに、一旦今いる場所から離れてみて違う世界に身を投じたり、自分の得意分野をおさらいすることを勧めています。
心からSOSを感じたら、深追いせずに一旦休止する勇気も、長い目でみて大切になってくるのです。
私自身も、数十を超える資格試験の勉強を続けている過程で、「もう駄目だ!」とギブアップしたくなる衝動に駆られたことが幾度となく訪れました。
当初は、「自分は頭が良くないから覚えられない。この試験は向いていないのではないか」と、自己卑下と疑念が拭えませんでした。
もう諦めてしまおうかと究極的な考えに陥ることもありましたが、そんな窮地には一旦休止してみることで、気分の波を上手く調整できました。
勉強一本で生きている人間はまずいないと思うので、停滞したら勉強以外の世界に目を向けてみることで、切り替えがはかどるものです。
そこで勉強を止めてしまうと、せっかく積み重ねてしまったものも全て瓦解してしまうかもしれないと、不安を覚える方もいるかもしれませんが、違う世界に目線を移したら、かえって頭が冴えたり、勉強再開後にスムーズにインプットできるようになったという流れがよくありました。
勉強を中断した後も、脳は答えを探し続けていたり、記憶の整理を行っているうちに点と点がつながるようになるのかもしれません。
5年5ヶ月ほど継続しているこのブログの更新も同じです。
日々の更新でどうしてもネタ切れに陥ったり、ブログに向き合う時間を捻出する気力が湧かずに、「もうこれ以上書けないかもしれない」と弱気になることも数百回以上ありました。
それでもドロップアウトせずに続けられたのは、窮地に陥った時こそ活路は必ず見いだせることを経験から知っているからです。
過去の記事を振り返ってみたり、ネットで社会福祉ニュースをサーチしていると、とっさに新しい記事がひらめいて何とかまた1記事を制作することが出来、その繰り返しで今日まで続けて来られました。
継続することは、晴れたり、雨が降ったりすることの連続で、常にどちらか一方に偏ることはありません。
いかに気持ちをメンテナンスしながら潰れずに一進一退を続けられるかが長続きのポイントではないでしょうか。
まだ8月です。
今、勉強の結論を出す必要はありません。
木を見て森を見ずにならないように、一つの場面で息詰まったら、環境を変えてみるなどして、ストレスを上手くコントロールしていきましょう。
一旦離れてみて少し気持ちが落ち着いてもう一度戻ってみたら、嘘のように解決して心が晴れやかになるかもしれませんよ。