今日で11月もラストなのに、どうしてもやる気が起きない。
勉強していても面白くないし、頭に入らない。
やらなきゃいけない焦りはあるんだけれど行動が伴わない。
明日から12月に切り替わろうとしているこのタイミングで、焦りばかりが募るもののやる気が伴わない悶々とした気持ちを常に抱えながら、受験勉強と対峙している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いくら第三者が、「気合いで乗り越えるべし!」という根性論を唱えても、当事者にとってみれば、ノイズにしか聞こえず、ますます追い詰められた気持ちに駆り立てられるかもしれません。
こういう心境の時は、全てが空回りしてしまい、意気阻喪してしまう方が多いでしょう。
このような場面で現状打開するために、万人に通用する特効薬というものは存在しないかもしれません。
しかしながら、今の苦しみは永続的ではないということだけは確かです。
もがいてあがいて、どっぷり自分自身と向き合ってみる。
いっそのこと離れてみて、受験モードを一時停止する。
解決策を模索して、関連書籍を読み漁ったり、第三者に相談する。
とにかく内から出ている感情に目を背けずに、じたばたしてみることで、気持ちが整理できて、勉強が捗るものです。
第25回試験に合格した方で、受験の気分を一新するために、四国遍路の旅に出かけたというエピソードを聴かせてくださった方がいらっしゃいました。
道中で様々な人や環境との出逢いを重ねて、心機一転して新しいスタートを切れたそうです。私も彼のように道に迷ったり、やる気がなくなったら敢えて旅に出てリフレッシュ休暇を取っています。
環境が変わることで新しい着想が湧いて、今まで見えなかった世界や気付きが芽生えてくる良さがあるのです。
時間が用意できるならば、プチ旅行などして、日常の環境から離れてみることも打開策です。
一見、遠回りのような選択も後々のより良い未来につながっていくものです。
我武者羅に動き回れば、やる気スイッチもONに切り替わる瞬間が訪れます。
今が上手くいかないからといって、自分を責めないでくださいね。
見上げれば、明日は明日の希望の風が吹いてきます。