一昨年は積雪の影響で(特に九州地方の鹿児島や熊本が影響大という報告を聴きました)、試験実施の展開に変更がありました。
一昨年の試験日当日の朝、試験センターに「雪が降った場合の試験時間・試験日の延長はあるのか」を問い合わせたところ、
交通機関の大規模なマヒが生じて遅延者が多発した場合等は試験時間を遅らせるような処置を考えているとの回答でした。試験日自体の延期はないと言われ、前述したような対応になったようです。
当日、ホームページ等に具体的な処置について載せていませんでした。
私が言うまででもありませんが、天候を気にされている方や電車や交通機関の遅延に巻き込まれないためにも、早めの行動に移られた方が確実ですね。
もしかしたら、前日現地入りして、宿泊して当日を迎えられるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
くれぐれも当日は天候や気候で動揺しないように、余裕を持って会場入りしてくださいね。
前置きが長引きましたが、前回の新卒者へのメッセージ編に続き、今回はリベンジ受験生の方に向けて贈る私からのメッセージです。
リベンジと聞くと、「復讐」というマイナスのイメージを浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの言葉に対して、「今年こそは絶対合格したい!!」という念動を込めています。
このブログが間もなく6年目を迎える段階に至るまで続けて来られたのも、リベンジ受験生達の果敢な姿に鼓舞されてきたと言っても過言ではありません。
試験は目前ですが、みなさん自身が今日に至るまでの道筋は、平坦ではなかったことでしょう。
2年目の方、3年目の方、4年目の方・・・・・・中には5回以上受け続けている方もいることでしょう。
受験経験は人それぞれでしょうが、みなさんに共通しているのは、「今年こそは絶対に合格してやる」気概と、「かつて不合格になった悔しさ」を知っている方々でしょう。
針のむしろのような茨の道だったかもしれません。
自分だけが取り残されてしまった孤独感に常に苛まれていたかもしれません。
「もう駄目だ」
「もう限界だ」
「受かる気がしない」
数え切れないくらいの葛藤と向き合ってきたかもしません。
もしかしたら、身近な人間から、
「もう諦めたら?」
「あなたには他の道の方が合っているよ」
なんて言葉を浴びて、心が揺さぶられるよな思いを経験してきたかもしれません。
ここに至るまでの苦労や思いは、他の誰でもないあなた様自身が一番よく分かっているでしょう。
諦めないみなさんと出逢えたことは私の誇りです。
みなさんには、前回の結果で、「諦める」という選択肢もあったのです。
前述したように、一度はすべてを投げ出して、遠ざかった時期があった方もいらっしゃるかもしれません。
あと数点という現実が受け入れずに、あの日から心の時計がしばらく止まったままだったかもしれません。
去年までは、記念受験という気持ちで勉強に力が入らない年だったかもしれません。
それでも、みなさんは再受験を選択されました。
今日まで実際に継続されてきました。
仕事との二足のわらじだけではなくて、子育て、介護の両立でここまでたどり着くのは並大抵の努力と根性では成し遂げられません。
点数が上がらずに、周りから取り残されてしまった疎外感や焦燥感、合格へのプレッシャーに押し潰されそうになって、勉強を放棄した経験もあったことでしょう。
悔しさをバネにして、ドロップアウトせずにここまでやってこられたみなさんです。
去年合格発表直前直後とブログのコメントやメッセージ、ツイッターを通して、何度も何度も這い上がって闘い続けて来られたみなさんには、心から感服しています。
なんとしても、絶対に合格したい思いがあったからこそ、今日まで続けてこられたのですよね。
それだけの覚悟が湧き出ている根源には、この資格の可能性とその先の目標がイメージングされているからなのでしょうね。
家族の応援を受けて
職場の応援を受けて
友人やパートナーからの応援を受けて
より良い自己実現のために、社会貢献のために、この試験に合格を!
その思いがあれば、大丈夫です。
最後に勝敗を分けるのは、合格への本気度と魂です。
耐えに耐え抜いてきたみなさんは強い。
例え本試験が未知の相手だとしても、乗り切れるだけの底力が備わっているから。
この一年、自分と向き合い続けてこられたみなさんは、去年までの自分とは明らかに違います。
今年こそは・・・・・・
私自身もかつて、あと1点のショックで立ち上がれずに、緊急外来に運ばれるくらいの余波が残った資格試験や、「もうこれで最後にしたい」と決死の思いで挑んだものの、結果が伴わずに、思い通りにならない現実の壁にぶつかって、絶望にうなだれた時期がありました。
今振り返れば、そのような暗中模索の経験がなければ、この記事も存在していませんし、そもそもブログ自体が誕生していませんでした。
諦めなかったから今がある。
あの経験が無駄ではなかったと認められるのです。
去年の1月頃、電車内で栄光ゼミナールのポスターが目に飛び込んできました。
一点に笑おう。
これまでの悔しさも、哀しさも、惨めさも、合格を成し遂げることで、一転します。
3月15日は最高(サイコウ)の笑いを戦友であるみなさんと共有するイメージングで、頭の中はいっぱいです。
中には、数日前からアクセスするようになった方もいらっしゃれば、数年前、数か月前から長々と読んでくださった方もいらっしゃると思います。
私は様々な背景を持っているみなさんとともに、合格の瞬間を分かち合いたいという思いの一心で今日まで継続してきました。
社会福祉士試験本番は目の前ですが、気持ちはみなさんの傍にあります。
さぁ、最終決戦です。
恐れることなく、ともに挑みましょう。
今年こそは絶対リベンジ合格!!