タイゴウくんおはよう!
今日はいつもよりちょっとだけ起きるのが遅くなってしまったわ。
ウカるんちゃん、寝坊してもいいんだよ。
ありがとうね。
朝から随分神妙な顔と発言をしているけど、何かあったのかしら。
たまには一日中家に引きこもって寝だめしていてもいいんだよ。
今日はいつにもまして優しいわね。
私の方は大丈夫よ。「いいんだよ」と言われると、肯定されているようでホッとするわね。
「いいんだよ」は、夜の繁華街をパトロールしている「夜回り先生」こと水谷修さんの格言だよ。過去の失敗も、苦しみも、頑張っていることも認めてくれる言葉だよね。
そうだったのね。水谷先生は、8月22日付で自身のホームページで閉鎖を宣言されていたので、心配よね。あれだけの信念を持って長らく活動をされていた方ですから余程の事情があったのでしょうね。
ゆっくりと休める日が訪れたのかどうか気になって仕方がないね。
最近ボクが注目しているのは「夜回り先生」ならぬ「夜廻り猫」だよ。
第21回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した8コママンガの「夜廻り猫」ね。
そうなんだよ!
「泣いてる子はいね〜が〜」と暗闇の夜道を回りながら、心の涙を流している人間達のもとに駆けつける活動を続けている猫様なんだよ。
名古屋の猫師匠の親友という説も聴いたことが有るよ。
失業をし、孤独に打ちひしがれている若者の家を訪問したり、駅で思い詰めて自殺を図ろうとしている女子高生にそっと寄り添うようなエピソードがあって、心を打たれたわ。
2015年に発表された「自殺対策白書」によると、過去約40年間で18歳以下の自殺がもっとも多いのは9月1日なんだって。
その日以外でも、学校の長い休みが明けた直後に増えていることから、新生活を憂いて命を絶ってしまう未成年の心境が浮き彫りになるよ。
昨日のニュースの記事にも取り上げられていたわね。
夜廻り猫は社会問題を取り上げて、人々の心の深淵を描いていることから、読み手に感銘を与えられる作品になっているね。
我々も絶対合格ブログの枠を超えてニコニコ廻りを開始したいと思うふよ。
タイゴウくんのことだからそう言うと思っていたわよ。
私も桜福祉士としてお供するわ。