私自身の社会福祉士試験の話になりますが、勉強をスタートした当初は専門科目を重点的にこなしていましたが、共通科目はほぼ手をつけてませんでした。
その理由は明白で、専門科目は比較的解きやすい・覚えやすい科目が多かったのですが、共通科目は全体的に眺めて、ちんぷんかんぷんで、気後れしてしまうような問題がそびえ立っていたからです。
私は臭いものに蓋をするかのように、年内は共通科目に関しては、ほぼスルーしていました。
社会福祉士試験を受験する前に受けた宅地建物取引士試験の勉強法を踏襲していたのもあります。
まずどこから手をつけたら良いのかという勉強初期段階の戸惑いについて、宅建業法という解きやすく覚えやすい科目からスタートして弾みをつけていったという過去の学習法を活かしました。
みなさんも、19科目のうち何科目かは苦手であったり、まだほとんど手をつけていない分野があるかもしれません。
本試験では、全体で6割目安、かつ0点科目回避を死守しなければならないことを踏まえると、「苦手だから、嫌だから無勉がいい、やりたくたい」なんて具合に割り切るわけにはいかなくなりますよね。
そこで私がこの絶対合格ブログを通して度々推奨しているやり方は、「得意分野で苦手科目をカバーして合格をねらう」スタンスです。
私自身は、約35日間の学習量とバランスを振り返ると、圧倒的に専門科目にかけた時間が多かったです。
理由は前述したように、やりやすかったからに尽きます。
共通科目に関しては、全体で3周くらいしか反復できなかっただけに、本試験の結果も、5割弱くらいの出来でした。
もしも、「共通・専門科目ともに6割を取らないと不合格」という基準ならば、不合格確定でした。
ですが、現状の本試験は、あくまでも併せて6割程度を出せば良いわけです。
私は合格ラインを専門科目の出来でカバーできたのです。
得意な科目で苦手科目を補って、苦手科目は確実に一点以上をキープできるように、頻度の高い重要問題をインプットしておく。
満遍なくこなせれば理想ですが、どうしても苦手科目を潰せそうにないと、ギリギリの段階で判断したら、このような割り切り方も一つの手段としてオススメします。