ブログを7年間続けて来て、毎年合格発表後に気付かされることの一つとして、一発合格者よりも多年受験の末に合格を果たされた方の声が多く寄せられるということです。
第32回社会福祉士試験合格者の声の中でも、
2回目という方もいらっしゃれば、
7回目にして受かった!
という声が複数寄せられました。
過去の回では、
10回以上受け続けて念願の合格を果たせた!
という方もいらっしゃいました。
そのような血の滲むような経験された方の生声からは、ひしひしと心に響くものがありました。
合格に辿り着くまでに、前途多難な道のりを歩んで来られました。
周りの人間は先に合格して、自分だけ置いてきぼりにされた劣等感や焦燥感。
何回もチャレンジし続けることに必ずしも好意的に受け取ってくれない身内の眼差し。
何回も不合格を突きつけられて、もう自分には受からないのかもしれないという絶望感。
とことん自分と対峙する時間を過ごされていたようです。
そういう葛藤や挫折感を乗り越えて、合格を掴み取った後の喜びはひとしおでした。
周りの反応も打って変わって、お祝いムードになったようでした。
諦めないこと、自分を信じ続けることで一つの形を残せたその背中は、遅咲きかもしれないけれども、希望に満ちていました。
今までがうまくいかなかったとしても、諦めなければチャンスが到来することを教わります。
遅咲きの春でも、開花の瞬間は一際美しいです。
まだ時間はかかるかもしれませんが、もしも次回に標準を当てる決意が出来たならば、次こそはみなさんの開眼する番です。
遠回りしたからこそ築ける彩りの未来を築きましょう。