今日からの12月24日、25日は言わずと知れたクリスマスの2日間です。
今年はコロナ禍の影響もあり、例年よりも落ち着いたクリスマスになることが見込まれますが、来年の2月上旬に精神保健福祉士、社会福祉士国家試験を控えた受験生のみなさんからすれば、クリスマス気分どころではない方が多いのではないでしょうか。
「クリぼっち」という単語が浸透していますが、受験当時のクリスマスの夜、シングルベルだった私は、孤独を紛らわせるのも手伝って、ひたすら社会福祉士試験の勉強に没頭していました。
当時恋人がいないというのもありましたが、世間がクリスマスムード一色だからこそ、あえて勉強量を増やして、邪念をかき消したい思いもありました。
私の場合、このイブとクリスマス当日はいつも以上に勉強がはかどりました。
世の中が幸せムードな中、自分だけが一人籠もって世間とは反対の勉学の道に励んでいる自己陶酔に浸っていたのかもしれません。
恋人と別れた直後で、相手からの別れ際の一言が奮起する糧になっていたのかもしれません。
「社会福祉士試験に専念するから、これから会ったり、連絡できなくなると思う」
元恋人も社会福祉士受験を目指す同志でしたが、社会福祉士試験受験を別れの理由に突きつけられたことで、「絶対に合格して見返したい!」という思いが強くなりました。
受験を理由に深まる絆があれば、受験を理由に離れる縁もあることを肌で感じた経験です。
別れた後に流した涙に加えて、試験で悔し涙を飲むこととなったら、より人生を悲観することになるに違いない。そんな無様な未来だけは具現化したくありませんでした。
孤独力や失恋の傷というものは、時にバネのように反動となり、実力以上の効力を発揮することがあります。
もし、この2日間誰かと過ごすご予定がない方は、あえて受験勉強に集中されることをオススメします。
ここで馬力を入れることで、本番の合否を分ける1点、2点につながるかもしれません。
来年には、頑張れたご褒美に、合格証書という一足遅れたサンタクロースのプレゼントが届きますよ。
孤独と不安に向き合いながら頑張る受験生のみなさんへ。
来年は私達と嬉し涙を一緒に流しましょう。
タイゴウくんとウカるんちゃんより、一年に一度のメリークリスマス☆彡