絶対合格ブログ10年の歴史上では、勉強につまずいたり、どうしてもやる気が起きない場合の処方薬として、以下のような対応策を紹介してきました。
- 合格体験談を読む
- 自己啓発本を読む
- がむしゃらに問題を解く。得意科目を重点的にこなす
- 一旦離れて気分転換を図る
- もう一度自分が受験を目指した原点に戻って、自分を見つめ直してみる
実際に、これらの手段を実行してみて、しばらく経っても、一向にモチベーションが上がらない、もしくはますますやる気が失せてしまったら、いっそのこと受験を諦めてしまうのも一つの選択です。
「他人事だからって、そんな無責任なことをよく言えるな」なんて思われた方もいるかもしれませんが、最終的に続けるのも辞めるのも、自分の意思にかかってきます。
もしかして自分はこの試験は向いていないと、悟っているのかもしれません。
鳴り続けているサインを見てみぬふりをすると、苦痛が伴います。
かくいう私は、20代前半に独学で地方上級公務員試験を目指していた時期がありました。
科目数が多い分、問題集を集めるのに時間がかかりました。
一通り揃えて、いざページを開いたところ、全くやる気が起きずそのまま蓋を閉じてお蔵入りしました。
思えば、問題集を集めて棚に並べておくことで、自己満足してしまったのだと思います。
公務員の待遇には非常に魅力を感じていましたが、数的処理や、判断推理といった独特な科目にアレルギーのような拒絶反応が起きて、取り組めず仕舞いでした。
他にも、行政書士、英検、シスアド、食生活アドバイザー検定などの試験も一度きりで見切っています。
そうは言っても、「やっぱり諦めたくない」という内なる声に抗えないとしたら。
もしかしたら、やる気はあるものの、未だ行動に移せない状態の方もいらっしゃるかもしれません。
今は、眠れる獅子の状態なのかもしれませんよ。
試験直前になってやる気スイッチがオンになる人もたくさんいます。
私もそのタイプです。
先延ばしにしてしまったら、後悔するかもしれない。
今を見逃したらもうチャンスは訪れないかもしれない。
もし、内なる声がそのようにサインを鳴らし続けていたら、「今」が勝負のタイミングなのかもしれません。
コロナ禍や天変地異によって、試験を受けるタイミングが未来永劫保証されているとは言えない時代になりました。
「絶対合格」がみなぎってきたその時を逃さないでください。