看護師国家試験史上最難関と言われた2017年第106回試験。
合格点は248点中142点。
例年の合格点は160点弱です。
合格率は88.5%で例年よりもダウンしていました。
試験終了後から受験生からは「急に難しくなりすぎ」「過去問が通用しなかった」という怒りやため息が続出。
総統閣下の動画も作成されたくらい波紋が広がったようです。
問題が長文化し、非常に細かい知識が出題されたようで、太刀打ちできなかったと振り返る受験生が大勢だったそうです。
こうした声に対して、厚労省は「難しくしていない」と見解を述べたようですが、合格点を見て一目瞭然のように、受験生全体の出来具合が悪かったことがわかります。
第5回公認心理師試験と同じような流れとは言い切れませんが、受験生全体の出来具合によって合格点が138点以上になるかどうかが決まってくるでしょうから、努力した受験生が納得できるような結末を期待したいですね。