いつもまにか9月も半ばに差し掛かっているけれども、あいもかわらず何もしない鯛が続いているよね〜。
テレビドラマ化もするくらい話題になった「レンタル何もしない人」のことを表しているのかしら。
ただなにもしないで傍にいるってことがこのご時世にニーズがあるってことを知って、活動的なボクにとっては衝撃的すぎたよ。
ドラマ終了後から2年が経つけれども、未だに人気があるらしいよ。
傍に居続けることって言うのは社会福祉援助技術においても共通するところもあるわね。
傍に居続けるという共通点で、前に観た映画で感銘を受けたのが大杉漣さんの遺作でもある『教誨師』という作品だよ。
死刑囚とひたすら向き合い続けている民間ボランティアの活動が描かれた珍しい作品だったわね。相模原の障がい者施設入居者殺傷事件のように実際に起きた事件の犯人をモデルにしたようなエピソードもあって印象的だったわ。
更生保護を学べるだけではなくて、罪とは、悪というテーマについて考えさせられることと、人は出逢いによってよくも悪くも人生が一変するということを学ぶきっかけになったよ。
実は第27回精神保健福祉士試験の専門科目事例問題で、教誨師の存在がキーワードで登場していたのをご存知かしら。
ボクもこれを機に来年の受験日まで、引き続きただ何もしないでたい焼きだけを食べて過ごすことにしようかな。
食べるという行為をし続けているわけだから、何かはしているわよね。
ただのステイホーム生活になってしまうから、これからもここで活動を続けて行きましょうね。