社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士国家試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格、公認心理師試験はラストチャンスでリベンジ合格を果たしました。今年で11年目の絶対合格ブログは、過去問先行型学習法をベースにしています。仕事と家庭の両立に苦戦されている社会人や、就活と卒論の両立で余裕がない学生が最短ルートで効率よく合格をつかみ取るための必勝法を伝授します。 マークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第24回社会福祉士試験は約35日間、第17回精神保健福祉士試験は約20日間で一発合格を果たしました。

第5回公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

「今年こそは絶対合格」を成就するためのリベンジ合格法とメンタルサポートを中心に提供します。

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管理人の20日間精神保健福祉士試験受験勉強記録


 

社会福祉士編

www.zettaigoukaku.com

 

 

私が第17回精神保健福祉士試験の受験勉強に本腰を入れたのは、1月4日からで、試験日は1月24日でした。 

 

実質、20日間の短期集中詰め込み勉強法で合格することができました。 

 

社会福祉士試験合格に伴う共通科目免除のため、専門科目のみの受験です。 

 

以後専門科目勉強法のみに絞っての説明になります。

 

 

精神保健福祉士国家試験 過去問一問一答問題集専門科目編』の1冊を中心に勉強しました。 

 

 

全1500問の問題構成です。

 

第1回目からの過去問題がベースに1問1問が構成されており、頻出別にA~Dランクに分別されていました。

 

内訳は、以下の通りです。

 

ランクA・・・特に出題実績が多い必修テーマ 全310問

ランクB・・・しっかり押さえる定番テーマ 全610問

ランクC・・・ここまで押さえてひと安心 全330問

ランクD・・・さらに押さえて得点アップ 全250問

 

社会福祉士試験対策時に使用した問題集は一問一答式に切り分けると全3000問ですが、共通専門と合わせての分量になります。

 

専門科目のみで1500問を網羅すれば、必ず合格できるという算段です。

※現在最新版は出ていませんので、下記の問題集をお勧めします。

 

加えて過去の合格点を鑑みてみると、総得点80点に対して、6割以下でも合格できるデータも後押ししました。

 

第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回 第23回 

38点  44点  42点  44点  42点  41点  40点  44点

第24回

47点 

 

この数字を見ても、回によっては半分の5割程度でも合格できる実態が分かりました。

 

1000問以上知識をインプットすれば、合格は間違いないと見立て、7割以上目標を視野に入れることにしました。

 

 

ところが、想定通りに行かないのが試験というものです。

 

 

私が受験した第17回の試験結果は、44点で(全体の場合は91点)、実際試験の手ごたえがあまりにも悪くて、戦意喪失しそうになっていた私でした。

 

 

蓋を開けてみれば、この勉強法で、目標の7割は突破することが出来ました。

 

 

学習当初の勉強法について触れると、初めから覚えようとはしません。

 

よく、一問一答式勉強法と口にしていますが、導入の部分として、まずは学ぼうとしている分野の出題と解答を、最初から最後までざっと目を通すのです。

 

読書をする際に、もくじを見渡すことで全体を俯瞰するようなやり方で、ざっと目を通してどんな問題が出されているのかの輪郭をつかもうとするという形です。

 

全体を見渡した後に、1問目に戻ってから解き始めるというやり方でした。

 

「木を見て森を見ず」ではなく、まずは森という全体像を掴んでから、1本1本の木に対処した方が特徴を掴めて捗るという効率の良さを体感していたのです。

 

このやり方は、2022年に受験した公認心理師試験勉強法でも応用しています。

 

 

 

社会福祉士試験の受験知識があれど、精神保健福祉士試験として覚えるべき専門知識は新たにたくさんありました。

 

病名や薬などはなかなか頭に入らずに、自分との闘いが続きましたが、残された時間が20日を切っていたので、泣き言を放って立ち止まっていられるような状況ではありませんでした。

 

地道な作業の繰り返しで、2回、3回間違える問題も、4回目には解けるようになっていました。

 

反復学習のたまものです。

 

本番では、「正しいものを2つ選べ」が10問以上待ち構えていましたが、一問一答で培った正しい知識がまさに発揮されました。

 

手ごたえが悪くても、最後まで諦めないチカラが合格へと結びついたものです。

 

白書などの統計問題からの出題は、ネットをこまめに使って最新の数字を把握することに努めました。

 

養成講座で使用していたテキスト等は一切使わずに、イメージしにくい人物名や制度はネットや画像検索を駆使して浸透させて、後はひたすら1500問の反復学習という地道な作業に没頭しました。

 

第17回〜21回試験は全体的に基礎的な出題が多かったようですが、問題文の言い回しや二つ選べ問題、事例問題の読解から惑わされて本来の力を発揮しにくくなるというトラップにひっかかってしまう方もいらっしゃったようです。

 

第22回試験は第16回試験に次ぐ40点という低水準でしたが、最新の第24回試験では47点という高水準に収まっています。

 

赤マル福祉では以下のように出題傾向を分析しています。

 

 合格基準点については前回(第22回)よりも7点上がり、101点となりました。

なお、共通科目免除の方は前回よりもさらに3点上がり、47点となりました。

 ここ数年の推移を見ますと、今回の合格基準点は高い水準であったといえます。
 注目すべきは、共通科目&専門科目の両方を受験された方の合格基準点が100点を超え、得点率が6割を大きく超えたことです。

実際に受験した方からも、共通科目・専門科目ともに、「例年よりも点数が取りやすかった」という声も聞かれました。

 精神保健福祉士の国家試験の合格率が例年60%台で推移していることを考えますと、問題が容易だからといって、気を抜くことなく、点数を取りこぼさないようにすることが必要といえます。
 精神保健福祉士として身につけるべき事項は大きく変わることはありません。

試験問題を選択肢レベルで見てみますと、過去に出題されたものとほぼ同じ、というものも見られました。

 この選択肢を理解してさえいれば正解できる、といった問題もあり、過去問学習の重要性は不変である、といえる試験結果でした。

fukushi.akamaru.jp

 

今年度の第25回精神保健福祉士試験も、基礎力を中心とした読解力・判断力を瞬時に求められるような構成になると思われるので、確実な知識を培うためにも、一問一答式や過去問題集を反復学習されることをオススメします。