「もう10月も半ばに入ろうとしていて、今から勉強を開始しても受かる気がしないし、毎日忙しくて勉強に集中できる余裕がないんです。本当に過去問を勉強しただけで受かるのでしょうか?」
「私は学生時代から勉強が苦手で、嫌いでした。こんな自分が社会福祉士試験に合格できるわけがないと思ってしまいます」
三連休みに入ったものの、気持ちが焦るばかりで、勉強に手がつかない。
今回は、このような叫びのように、社会福祉士試験や精神保健福祉士試験受験に対して恐れをなしている方や、勉強時間を捻出できなくて苦しい思いをされている方に向けた記事です。
学歴もよくないし・・・・・・。
今まで国家資格に受かったことないし・・・・・・。
会社から絶対合格のプレッシャーが押し付けられているので、不安で仕方がありません。
去年仲間たちはみんな合格して、自分だけが取り残されてしまって孤独です。
自分は頭が悪いし・・・・・・。
もう何回も落ちているし、また次回も不合格になるんじゃないか。
介護福祉士やヘルパーの試験は何とかなったけど、社福は別格で取れる気がしない。
福祉系資格の中では最難関と言われている社会福祉士国家試験に対して、怖気づいてしまう方はきっと少なくはないでしょう。
このブログでは幾度となく唱えていますが、私の経験や周りの合格者十数人の声を振り返っても、社会福祉士試験は、学歴や頭の良し悪しは大きくありません。
むしろ、かつて成績が悪かったり、自分を変えたいという強いモチベーションを原動力にできた人間が、最後の最後まで合格を勝ち取れています。
現に、高校時代に代ゼミ偏差値40台で、勉強嫌いだった私の例の他にも、社会福祉士試験受験資格を取得するための卒業大学の同級生で、短大・専門卒という前歴があっても、合格基準点を大きく上回って100点を超えて一発合格を果たした方も複数いました。
合否を分ける違いは何なのでしょうか。
才能や学歴ではなくて、最後まで諦めなかった者が絶対合格をつかみ取れるのです。
分からない→覚える→翌日忘れる→自信を失う→覚える→翌日忘れる→覚えるの繰り返しに挫折せずに、後戻りと前進を繰り返した者が絶対合格の結果を残せます。
けれども、根性論だけではやっていけないのが長い受験勉強のつきものでもありますよね。
仕事に追われて、勉強に傾注する余裕がない。
このような声が一番寄せられています。
私も仕事と両立しながら受験を志していた身なので、想像できる部分が多々あります。
今年の7月まで受験勉強を続けていた公認心理師試験対策では、帰宅後はくたくたでとてもページを開く気力さえ湧かずに、机の上にある問題集の表紙を眺めただけで眠りについてしまう日々もかなりありました。
中には、仕事に拘束される時間が多く、帰宅が毎日午前様になってしまって、休みの日は勉強をするような気力がないと漏らされる方がいらっしゃいます。
刻々と試験日が近づいている中で、不安と焦りがどんどん募って行かれる様子が浮かんできます。
私がそのような方々に対しては、
「完璧に頑張ろうとすることを諦めてください」とお声がけしています。
合格のために矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「問題集を完璧に覚えないと受からない」「複数の問題集を解かないと受からない」という固定観念に縛られてしまって、勉強そのものが億劫になっている様子が伝わってくるからです。
これだけ膨大な科目量がそびえる社会福祉士試験では、全部覚えようとすることを諦めて、1冊これと決めた問題集や勉強法を貫こと、1日1問でも解き続けることが王道だと伝え続けています。
今からでも間に合うのでしょうか?
という方々には、「間に合います」と即答してます。
なんだかんだでまだ10月。
残された時間はたっぷりとあります。今からならばまだどうにでも逆転勝利をつかめる時間があります。
過去の自分から脱却して、未来に進むために受験を目指されたみなさんとともに、絶対合格ブログは前進していきます。