今回は毎年社会福祉士試験の合格者を多く輩出している日本福祉大学通信学部の卒業生でもあり、合格者の体験談2名分を紹介します。
社会福祉士国家試験 合格者数 14年連続 全国大学第1位
第34回(2021年度)社会福祉士国家試験結果において、656名(新卒:452名 既卒:204名)の社会福祉士が本学通信教育部から誕生しました。
これは全国の全ての社会福祉士養成校の中で第1位となる実績です。
また、合格率においても55.7%(2021年度新卒者合格率)で、全国平均(31.1%)を大きく上回り、昨年に引き続き最高水準の合格率を維持する結果となりました。実績データ | 実績データ/在学生・卒業生の声 | 日本福祉大学 通信教育部 - 社会福祉士・精神保健福祉士の資格が取得できる通信制大学です。
両者とも短期合格を果たされたので、それぞれの経験談から学んでいただければと願います。
一人目は、還暦を過ぎてから日本福祉大学に入学した室さん。
社会福祉士の試験勉強をスタートしたのはなんと12月からでした(当時の私と同時期)。
受験参考書を購入したのは12月に入ってからでした。
それからはとにかく毎日2~3時間集中して読みました。特に正月休みを中心に休日には、ほぼ1日中集中して読み込みました。(中略)
こうして、無謀にも実質1ヶ月半の「受験勉強」で模試すら受けず国家試験に臨みました。
合格のポイントを以下のようにまとめています。
1.スロースタートしたが故に集中して受験対策ができたこと。
2.その前提として授業で理解できなかったところは、調べたりノートをとるなど自分なりになんとか理解しようと努力してきたこと。
3.職場にも社会福祉士国家試験を受験することを公言し自らプレッシャーをかけたこと。
4.スクーリングを通じて知り合った地元の「日福の仲間」や実習先の皆さんからさまざまなヒントや激励をいただいたこと。これらが重なり合って合格できたものと考えます。
二人目も12月から勉強を始められて短期合格を果たされた松本さんの体験談です。
一冊を信じて6割合格を視野に入れながら丁寧に過去問を読み解いていたようです。
社会福祉士の試験科目は、ほぼ暗記です。
思うに、中学時代の科目に置き換えると、歴史や、公民に近いです。そもそも社会科が苦手だった私は、暗記の作業に苦労しました。
まずは読み込むことで脳内にインプットする。そしてインプットした知識を、アウトプットできるのか、確認作業をする。インプットとアウトプットを繰り返し、何とか苦手な暗記を克服して合格することができました。
他にも2名の合格者体験談が掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。