第35回社会福祉士試験、第25回精神保健福祉士試験まで一か月を切りましたが、諸事情によってなかなか勉強が捗っていない方や、そもそも1月になってから学習を開始された方もいらっしゃるでしょう。
残りまでの時間が少なすぎる中、焦る気持ちが募る一方で、どんな勉強法が最短合格に最適なのか悩みながら取り組まれておられる方も少なくはないでしょう。
ここまで来たら、あれもこれも欲しがらずに、問題集一冊を試験日当日まで徹底する方法を、腹をくくることをおススメしています。
笑える相田みつを名言で現場が一体化した|今日の一言 | いけのり通信より
今から始めるならば、問題集2冊くらいを回さないと受からないかもしれないと見立てていたとして、いざ取り組んでみると、残り一か月を切った中で、分厚い二冊も回すことがどれだけキツイか身をもって知ることになるでしょう。
そこから火事場の馬鹿力のように、スイッチ入って馬車馬のように取り組めたとしても、ハイな状態は長くは続きません。
ガス欠になって、やる気を失ってしまい、戦線離脱してしまうこともあるあるです。
私が社会福祉士試験を勉強した際は、40日しか残されていなかったため、一冊の問題集に全てを賭けました。
当日6割(90点)を超えませんでしたが、相対的に難しかった回のようで、合格点が81点でしたので、合格入りを果たすことに成功しました。
改めて問題を見直してみると、過去問の焼き回しや、問題集で目にしたことがあるようなキーワードが形を変えて登場しており、知識の定着があいまいなために、得点できなかった出題がかなりありました。
公認会計士・司法試験・医師試験を一発合格した河野玄斗さんは、どの資格試験にも共通する受験勉強法のベースとして、「過去問を回すこと」を挙げています。
YOUTUBE切り抜き勉強法動画より
実際に私も過去問オンリー勉強法で社会福祉士試験に一発合格できましたが、逆に過去問に一切手をつけずに予想問題集だけで挑んだらどうなるのかという実験的勉強法で挑んだ第4回公認心理師試験はあと8点で達成できませんでした。
二年目は過去問中心勉強法に切り替えて取り組んだところ、結果が伴いました。
第5回試験は過去問では見たことがない出題がかなり増えたと評されていて、実際史上最低合格点になりましたが、私からすると過去問ベースの出題を解けていれば、新出問題を抜きにしても、合格ラインは可能な出題構成に練られていたと感じました。
出題形式が変わっても、過去問をベースにする学習に変わりはないと、赤マル福祉さんも毎年共通して唱え続けています。
あれもこれも手を出さないと受からないかもしれない焦りと不安はよくわかりますが、残り時間が限られているからこそ、時間を有限に神経を集中して取り組めるメリットがあります。
だらだらと参考書を読み続けるよりも、ひたすら問題集を解き続けること、覚悟を決めた人間は強いです。
ラストスパートでレベルアップしましょう!