※今回は学科と実技論述試験に共通した内容です。
私の知り合いで、国家資格キャリアコンサルタント試験(以下キャリコン)を3度目の正直で受かった方がおられます。
実務経験ルートではなくて、養成講座ルートで受験されています。
2回目までの受験では、あと一歩のところで学科も実技も届かずにおられたそうです。
3回目から勉強の取り組みを変えたことによって、見事にリベンジ合格を成し遂げられました。
では、2回目までと3回目では何が違ったのかという点が肝心です。
勉強法を「過去問中心学習法」に変えたのです。
2回目までは過去問をほとんど使わずに、参考書や養成講座のテキストを網羅する学習中心だったそうです。
いわゆるインプット学習に傾注していたそうです。
その結果、学科の点数は1回目も2回目も「あと数点」だったそうです。
3回目に学習法を変えた転機は、養成講座で一緒になった同期生の知り合いで、キャリコン試験に一発合格を果たされた先輩が「キャリコンは過去問学習に尽きる」と実体験を教えてもらったそうです。
論述試験も試行錯誤の勉強で点数が伸びず、効率的な学習方法を模索してたようですがが、その先輩から「とにかく過去問を解いて、書いて、試験に問われるポイントを覚える」というアドバイスを受けたそうです。
過去問学習法に切り替えてから、3回目の試験は同時合格を果たすことができたそうです。
「過去問に始まり、過去問に終わる」という言葉はキャリコン試験においても該当するということを実践された形でもありました。
1回目、2回目の段階で合格点に限りなく近い知識量は蓄えておられたので、実践問題を解き続けて、知識を応用できるレベルに到達されたのだと思います。