今を生きる女性たちが、ちょっと前向きな気持ちになれる。そんなきっかけ作りの場に、という思いを込めて創られたポータルサイト「Hint-Pot」の特集記事で、2023年5月19日、国家資格キャリアコンサルタントが組まれました。
最新の第22回国家資格キャリアコンサルタント試験(以下キャリコン)結果からも、前回比受験者数が増加していることが分かり、近年人気が高まっている、キャリコン試験ニーズの「なぜ」が分析されています。
2023年4月末に発売された『週刊東洋経済 2023/4/29-5/6合併特大号(食える資格と検定&副業100)』の中でも、キャリコン特集が掲載していたことからも、ここ数ヶ月の間で注目を浴びている傾向があることは確かです。
今回の記事内で特筆すべきは、CC協議会の事務局長と事業部事業課長がインタビューに応えておられることです。
キャリコン試験の需要の背景を紐解く中で、そもそも資格取得の原点として、自分自身のキャリアプランを考える上で目指すことの意義がある、という話をされています。
「キャリアコンサルタントという資格は、基本的にはほかの人に対してキャリアコンサルティングを行う資格ですが、自分自身のキャリアプランを考える際にも非常に重要になってきます」(原 事務局長)
私自身がキャリコン資格を決意したきっかけの一つも、「自身のキャリアプランを見つめ直すための知識が欲しい」というものでした。
変化の激しい昨今で、現職をこの先数十年も続けられるようなビジョンを浮かべずに、遅かれ早かれ転職や離職は免れないと見据えていましたので、キャリコン試験の勉強をすることで、進路構築のヒントをつかめればと思ったのです。
実際にキャリアコンサルタントは、進路に悩む老若男女に対して、アセスメントや情報提供を行う役割があります。
例えば、キャリコンのアセスメントツール等はVRTカードくらいしか知りませんでしたが、 厚生労働省編 一般職業適性検査(GATB)やVPI職業興味検査等はなじみがなくて初めて詳細を知ることになったものです。
また、職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag等は、存在すら知りませんでしたが、実際にアクセスして一利用者としても活用できるため、目からうろこが落ちる思いで学習しました(論述試験時のCLの仕事理解提案としても使いました)。
他にも、職業訓練や産前産後休業、教育給付金の出題等もありますので、自身のキャリアプランを組む際の選択肢としても、キャリコン試験受験のメリットがあるとおススメできるのです。