早いもので、7月に入って3日が経ち、第36回社会福祉士試験、第26回精神保健福祉士試験合格発表から三ヶ月以上が経ちました。
この三ヶ月の時間帯はみなさま一人ひとりにとって様々な動きや変化があった時間だったのではないでしょうか。
今回は「三ヶ月」がキーワードになっている内容になります。
「石の上にも三年」という有名な諺がありますが、精神保健福祉士・社会福祉士試験に関しては、3ヵ月間継続してみるだけでレベルアップした己を感じ取ることができます。
12年間の絶対合格ブログの歴史(第24回〜第36回社会福祉士試験の受験結果)を踏襲しても、戦略的な勉強法で、90日間継続して反復学習を続ければ、合格レベルに到達できる基礎力は培えると見立てています(精神保健福祉士専門科目のみならば二ヶ月以内でも十分可能です)。
「えっ!?福祉系資格最難関の社会福祉士試験がたった90日で受かるわけがないでしょうに」
あるいは、
「もともと地頭が良いとか、勉強ができる人のことを言っているんでしょう」
「なにか裏技的な勉強法があるんでしょう」
と突っ込みたくなったら、ちょっと待ったタイムです。
やる前から見切るのはちょっと待ってぇ〜〜
「3ケ月」という期間は、数字で見るとあっという間のようですが、いざチャレンジしてみると、思いのほかしんどいものです。
まだまだ受験が先であるこの時期では中だるみしてしまって、頓挫される方も少なくはないでしょう。
過ぎてしまえばあっという間なのですが、特に初学者にとっては、繰り返し学習を重ねるのは面白くないものです。
いざやってみればわかりますが、一日も途切れることなく90日間学習を続けるという作業は誰もが継続できるわけではありません。
人によって記憶力や学習歴の差があるのは否めないですが、合格を果たせた方々は、一夜漬けや無勉強という背景はなく、必ずと言っていいほど1日1日の学習を蓄積されています。
この三ヶ月をどう乗り越えられるかどうかによって、合格の可否が分かれてくると言っても過言ではありません。
実際に、私自身は、社会福祉士、精神保健福祉士、国家資格キャリアコンサルタント国家試験については、全て3ヶ月以内の学習時間で本番に向かいましたが合格基準点を超えることは実証しています。
社会福祉士国家試験は、10月から本格的に勉強を開始する受験生が見られるように、3ケ月のチカラは侮れません。
7月の今から本格的に勉強を開始されようと検討している方も、既にスタートを切っている方も、「夏の今から勉強を開始している」という勉強貯金を重ねることで、来年の本番で想像以上の利息が返ってきますよ。
最後に、「勉強」という言葉についての定義についてですが、これは何も社会福祉士・精神保健福祉士国家試験対策のテキスト・問題集等のことだけを指しているわけではありません。
どうしても受験勉強はやる気が起きない時や、まだ方向性が定まらない場合は、社会福祉士や精神保健福祉士に関連する福祉ニュースや書籍等を読み漁って、「情報」を収集しておくというのも得策です。
本試験では、総合的な教養や時事問題が必ずと言っていいほど問われていますので、今から目を向けておくことで、利息が返ってくるというわけです。
そして何より、情報収集を継続することで、勉強のやる気が着火する持続力にもつながりますので、1日5分でも脳を活用してみることをオススメします。