セカンドキャリアとして、社会福祉士や精神保健福祉士資格取得を検討されている方も多いと思われます。
第36回社会福祉士国家試験の結果を見ても、61歳以上は790名もいらっしゃり、回を重ねるごとに受験者数が増えている印象です。
今回ご紹介するのは、61歳、自宅で社会福祉士の仕事をされている方のケースです。
60代から役立つ資格について「社会福祉士」と回答した今回の投稿者。
40代で資格を取得後、「自宅でも仕事があり、社会参加もできて、見聞も深められている」といい、現在は社会福祉士として月「24万円」を得ているとのこと。
「NPOの活動やファンドレイジング(民間非営利団体が活動資金を集める行為)など、社会福祉活動」への参加を求められることもあるそうで、「現在(参加する)プロジェクトについては検討中」とあります。
お二人目は、16歳から芸能活動を開始されて、43歳でホームヘルパー2級を取得、50歳で介護福祉士に合格されて、53歳でケアマネを、56歳で准看護師になった北原佐和子さんです。
40代前半、介護施設にボランティアで参加するうちに、現場で働きたくなったそうです。
女優業の傍ら、資格取得のための勉強と両立されたのですが、高校時代にアイドル活動を始めたため、きちんと勉強をしてこなかった分、とても新鮮でモチベーションも維持できたそうです。
女優業の傍らと言っても、介護の世界は交代制があるため、なかなか条件が適う環境は見つからなかったようですが、手当たり次第探されて、1件たどり着いたようです。
このように、一つ資格を取得されること、挑戦されることによって新しい道が拓かれるのが資格試験の魅力でもあります。
皆様も合格を果たされた暁に、それぞれの新天地に進まれるよう祈願しております。