いわゆる勉強がさほど得意ではなかった生徒が、四谷学院で一生懸命勉強することで、超難関大学に合格できたというエピソードが書かれています。
13年前までの私は、まさにこのキャッチコピーとは真逆の心理でした。
なんで、私が不合格に!?
シスアド(現ITパスポートの前身)、英検、食生活アドバイザー検定、宅建と、チャレンジする試験が立て続けに不合格となり、完全に停滞期に突入していました。
なぜ自分が不合格になるのかの要因を分析してもその事実を認めることができずに、試験を変えては同じ結末を繰り返してきました。
勉強不足、受かるための勉強法を知らない
というこれ以上もこれ以下もない理由から、目を背けていたのです。
何度も不合格が続くと、
この先一生合格なんて出来ないのではないか、
そもそも勉強が得意ではない自分が受けること自体が間違っているのではないか、
という歪んだ気持ちに支配されるようになりました。
まさに負のスパイラルです。
何度も諦めようとして、勉強から離れたこともありましたが、結局また戻ってきたのです。
その過程が社会福祉士試験合格へとつながりました。
一回で見切りをつけるのも自由ですが、どうしても諦めきれない念が残っているのならば、そこには大切なメッセージが秘められているのかもしれません。
それから受けた公認心理師試験で、しばらくぶりに不合格を経験することになりました。
試験終了後にこれまでの各種試験の経験から、直感で不合格を確信し、全身から血液が抜けてしまって目の前の世界がセピア色に染まってしまったような絶望感に支配されたのを覚えています。
こんなにも不合格という現実が辛いものなのか、一回で受かるつもりでいたので、見通しの甘さを痛感し、自身の無力さを認めるのに相当の時間がかかりました。
結果が出るまでは本当に辛く険しい道のりで、先の見えない連続で体調不良も続きましたが、合格の瞬間に全て報われることになります。
過去問学習の重要さを身を持って体験し、絶対合格勉強法の軸として今後も唱え続けることに自信を持てた経験になりました。
今が上手くいかないからといって、この先もずっと不調が続くとは限りません。
今求められるのは、それでもこの試験に本気になれるではないでしょうか。
あの思い通りにならずに遠回りした経験があったからこそ、仕事中に恥をかいても、関係機関やクライエントとの関係がうまくいかなくても、歯をくいしばって、なんとか耐え忍ぶことができています。
かっこよく、「不合格になって良かった」とは言えませんが、回り道をしたからこそ、今の自分を支えてくれる血肉になってくれています。
そして私は今、来年の合格発表日のその時までこのブログを継続させるというスローガンを掲げて本気で立ち向かっています。
受験生のみなさんとは立場は違えど、同じ戦友のように目標達成できればという思いで共闘しているような気持ちで取り組んでいる日々です。
孤独な勉強というものは辛いし先の見えない不安に押し潰れそうになるものです。
そんな時は日本全国でこのブログにアクセスしてくださっているみなさんの奮闘されている姿を想像しながら、自分を鼓舞しています。
そして、私の相棒であるタイゴウくんとウカるんちゃんの笑顔をパワーに変えて、こうして新しい記事に着手できています。
なんで私が社会福祉士・精神保健福祉士に?
あなた様だからこそ実現できるのです。
点と点はつながっています。
だから今は目の前の課題に取り組み続けてくださいね。
来年の合格発表日後にはぜひみなさんに私からその言葉をお送りしたいと今から夢を描いています。
絶対合格のキーワードを凝縮した手文字「合」