これから勉強を始められる方、もしくは既に勉強を始められているものの、何らかの理由でストップされている方に向けて書いています。
社会福祉士や精神保健福祉士国家試験受験生だけではなくて、各資格試験において、
「問題集を揃えただけで満足して先延ばしにしてしまうケース」が少なくはありません。
受験に申し込んで、問題集やテキストを揃えるまでがやる気のピークで、いざ準備が整った後は、尻すぼみのようにモチベーションがダウンして、そのまま手付かずで受験を迎えられるという経験は、他でもない私自身が体験しています。
本棚に並べておくだけで、受験直前期まで一切開かなかった経験も一度や二度ではありません。
本棚に並べているタイトルを目にしただけで、まるで合格したかのような錯覚に覆われてしまい、勉強から逃避してしまう日々が続いたのです。
時には並べてある本が多すぎて、やる気が削がれて、本を開くような気すら起きなかった経験が多々あります。
ブックカバーをかけて本棚にしまっておくと、臭いものには蓋のように視界に入らなくなって意識からも消えてしまうこともありました。
ついつい日々の忙しさにかこつけて、分厚い問題集を開くだけでも苦痛で仕方がなくなってしまい、
「また明日やればいいや」
を決まり文句に先延ばしにしていると、あっという間に試験当日を迎えてしまいます。
私の知り合いにも試験の10日前になって超短期勉強を開始してギリギリ合格を果たしたという猛者もいますが、あくまでも少数派ですし、あれだけのカリキュラムを先延ばしにするほど自分の首を絞めることになります。
人間の心は楽の方に現状維持を選ぼうとする傾向がありますから、「明日やる」という悪魔の心に従い続けると、後悔先に立たず式になってしまうわけです。
後になってツケが回って自分の進路を苦しめないように、テキストや問題集は常に視界に入るように工夫をされて、毎日開く習慣を身につけてみてくださいね。
当たり前のことを言っているようで、自分には参考にならないと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、これから試験日までは、仕事や私生活が多忙になり、当たり前のことを当たり前に行うことほど難しくなっていきます。
新カリキュラムになったとしてもい、毎日の積み重ねが望ましい結果につながっていくようになっています。
油断鯛敵、自分に打ち勝てる者こそ勝利を手に出来るのじゃ!
いつものテキストや問題集を視覚に入れて資格を手にするのじゃ。