2025年、正月三が日もあっという間に終わりましたが、みなさまの資格試験勉強、進捗具合はいかがでしょうか。
第27回精神保健福祉士国家試験、第37回社会福祉士国家試験まであと一ヶ月になりましたね。
私は社会福祉士国家試験受験当時は、底なしの焦燥感に支配されていた記憶が残っています。
そもそも12月中旬から本腰入れて勉強を開始した私ですので、残された時間がほとんどなく、立ち止まっている余裕がありませんでした。
年が変わって、いよいよ試験日が間近に迫ってきたことから、「このままのやり方で合格できるのだろうか」という不安は拭えませんでした(当時は1月下旬が試験日でした)。
一方で、「それでもなんとかなるのではないか」と、相反する気持ちが芽生えていた面もあります。
なぜそう思えたかといいますと、当時は150点満点で、90点取れれば合格できるという過去のデータが後押ししたからです。
年末に赤マル福祉のフクロウさんもおっしゃっていましたね。
4割間違ってもなんとかなると念じ続けることで、「くまなく覚えずとも合格できる」と自分を追い込まずに済みました。
そうは言っても、残り時間が限られている中での19科目は思いの外重圧があり、手抜きしようと思えばいくらでもできてしまう危うさがありました。
私は直前に受験した宅建試験を手抜きで「わかったつもり」勉強を2年続けたことで、不合格という苦い思い出がありました。
その時は楽して先に進めたつもりでも、結局はまた一年やり直すことになるので、ツケは回ってくるので、「楽あれば苦あり」を身をもって痛感したのです。
そのために、逃げたくなる気持ちをなんとか鼓舞しながら、最後の最後まで粘って当日を迎えました。
結果的にはなんとか滑り込み合格を果たせたのですが、どこかで一歩停滞したままの道を選んでいたら、数点足りずにまた次年も受けることになったと振り返っています。
この体験から、1月の追い込み期間ほど辛いものはありませんが、必ず後々になって自分を助けて力になる重要な時期になると強調できます。
この苦しさを経験した者ほど強いものはありません。
また、この苦行効果は短期間で消し去ってしまうのではなくて、試験はもちろん、その先に待っている新しい人生にも活かされてくると私は実体験からも思っています。
新カリキュラムの第1回目、絶対合格しましょうね。