社会福祉士国家試験、史上最低合格率(18.8%)と合格点(150点中72点)を残した第25回試験。
当時のデータを引っ張ってくることで、今回(第37回)の試験と比較して、難易度考察の参考になればと思い、まとめてみました。
「第25回社会福祉士国家試験の自己採点結果を教えてください」投票の暫定結果トップ5です。
※150点満点中
1位 78点以下 179件(34.2%)
2位 80点 40件(7.6%)
3位 81点 37件(7.1%)
4位 82点 36件(6.9%)
5位 79点 35件(6.7%)
78点以下がダントツトップという未曽有の事態になったことで、急遽79点以下の投票を用意するに至りました。
82~79点までは僅差となっております。
このような自己採点結果は後にも先にもこの一回だけです。
続きまして、
「第25回社会福祉士試験自己採点79~70点だった方専用投票」のトップ3を公開します。
1位は同票で、77点と78点です。34件(13.7%)
3位も同票で、70点と75点です。27件(10.9%)
最後に、赤マル福祉の自己採点サービス結果になります。
【最終版】 2月28日付
全体 1116人 平均78.66点(得点率52%) 最高140点
◆ 共通科目 母数 1137人 平均41.63点(得点率50%) 最高83点中79点
◆ 専門科目 母数 1176人 平均36.89点(得点率55%) 最高67点中66点
履歴
◆ 共通科目 母数 942人 平均41.74点 最高83点中79点
◆ 専門科目 母数 977人 平均37.09点 最高67点中61点
全体 925人 平均78.98点 最高140点 (2月11日付)
赤マル福祉の評価でも、
例年と比べて得点率がかなり下がり、難易度が大幅に上昇したといえよう。
と評されていました。
第37回社会福祉士試験暫定データ
全体 1079名 76.8点(得点率60%)
共通 1227名 48.8点(得点率58%)
専門 1116名 27.9点(得点率62%)
現時点で、第37回試験の自己採点データは、全体で60%得点率でした。
いかに第25回が異質な回だったかがうかがえます。
そしてそのような回は、相応な合格率が設定されました。