第37回社会福祉士、第27回精神保健福祉士国家試験の合格通知がお手元に届いたという声をSNSで目にしています。
点数が分かり、実感が湧かれた方も多いことでしょう。引き続き、登録証の発行まであと一歩ですね。
さて、一昨日第一回目として実施された新資格「こども家庭ソーシャルワーカー」試験。この記事をご覧になっている方の中でも、受験された方はいらっしゃるのでしょうか。
私も数年前から着目しておりまして、今回講習から受講しようかとも検討しましたが、総合的に勘案して断念しました。今後受講するかどうかは趨勢と合格者の実体験をもとにしながら検討していきます。
さて、昨日のニュースで知りましたが、厚生労働省は「障がい者就労支援」の新資格創設を進めているようです。
「障害者就労支援士」(仮称)で、2025年度以降にモデル問題の作成や検証などを行い、早ければ2027年度後半にも検定が始まる見込み。
新資格は、障がい者雇用や就労支援に関する中級レベルの知識や技能という位置づけだそうです。
検定は10科目の学科試験で行う予定だそうです。将来的には先述した「こども家庭ソーシャルワーカー」のように国家資格化も視野に入れているそうです。
スキルを証明するファイナンシャルプランナーや、キャリアコンサルティング技能士試験のような国家検定になるのでしょうか。
新資格は、障がい者雇用や就労支援に関する中級レベルの知識や技能を持つ人だそうです。
受検条件は、
1.障がい者就労支援の実務経験3年以上または職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修を修了し障がい者就労支援に従事している人。
2.障害者就業・生活支援センター、就労系障害者福祉事業所などで働く人
が想定されます。
障がい者支援における人材の社会的な認知度を向上させ、人材確保や処遇改善につなげていく目的があるそうです。
更に、2025年度から雇用と福祉の基本とスキルを学ぶ「基礎的研修」と、「ジョブコーチ養成上級研修」が始まる予定。
それにより「基礎的研修」「ジョブコーチ養成研修」「障害者就労支援士検定」「ジョブコーチ養成上級研修」とスキルアップできるルートが作られるそうです。
障がい者支援分野においても、一気に資質向上のルートが作られることが分かりましたが、みなさんはどのようなご意見や未来図を想像されたでしょうか。
個人的には、こども家庭ソーシャルワーカー創設前からも意見が出ていたように、既存の社会福祉士や精神保健福祉士国家資格の有用性や立ち位置が気になっています。
今回の新資格は中級レベルを想定しているようなので、社会福祉士や精神保健福祉士資格とプラスで取得される方も多いと思われますが、新資格と両国家試験との差別化がどうなるのかは注目しています。
また、人材確保や処遇改善も視野に入れているようですが、民間業者のひしめく競争が激しい世界であり、給与水準も国の設定に左右される要素が大きいので、資格創設の有無で現場職の方々が働きやすくなるのかどうかは見えていません。
度々話題になるように、放課後等デイサービス等の児童福祉施設倒産率が過去最多を更新し続けたり、就労継続支援事業所の倒産が相次いでいる現状から、報酬や条件の改定等クリアしなければならない問題も浮き彫りになっています。
私もその世界に関与していた経歴もありますので、働く方々の大変さは想像できる面もある分、今後の社会動向に着目して行きます。