絶対合格ブログ13年の歴史上では、勉強につまずいたり、どうしてもやる気が起きない場合の処方薬として、以下のような対応策を紹介してきました。
- 合格体験談を読む
- 自己啓発本を読む
- がむしゃらに問題を解く。得意科目を重点的にこなす
- 一旦離れて気分転換を図る
- もう一度自分が受験を目指した原点に戻って、自分を見つめ直してみる
実際に、これらの手段を実行してみても、一向にモチベーションが上がらない、もしくはますますやる気が失せてしまったら、いっそのこと受験を諦めてしまうのも大切な選択です。
会社から課されているマスト受験ではない限り、最終的に続けるのも辞めるのも、自由意思にかかってきます。
そこまでしても拒否反応が消えないのならば、「自分はこの試験は向いていない」と、魂が悟っているのかもしれません。
鳴り続けているサインを見てみぬふりをすると、苦痛が伴います。
かくいう私は、20代前半に独学で地方上級公務員試験を目指していた時期がありました。
科目数が多い分、問題集を集めるのにそれなりの時間がかかりました。
ようやく一通り揃えて、いざページを開いたところ、全くやる気が起きずそのまま蓋を閉じてお蔵入りしてしました。
問題集を集めて棚に並べておくまでがゴールで、自己完結してしまったのだと思います。
やる気が起きなかった要因として、数的処理や、判断推理といった科目にアレルギーのような拒絶反応が起きて、取り組めず仕舞いでした。
他にも、行政書士、食生活アドバイザー検定などの試験も、一度きりで見切っています。
受験費用と労力の無駄という捉え方もありますが、目指してみて初めて分かることや判断できる要素が大きかったです。
やる前は想像で臨むかどうかを決めていましたが、準備してみて自分には合わない、無理だと知れた方が切り替えやすいと感じています。
それに、今は無理でも、後々になって必要に迫られたり、生き方や価値観が変わることで、再受験することになる可能性も残されています。
実際に第一回新カリキュラム社会福祉士国家試験合格者の中にも、十数年ぶりに再受験して合格された方もいらっしゃいました。
一度でも勉強に手をつけていることで、全くゼロからではない分、再開しやすいというメリットもあります。
そうは言っても、「やっぱり諦めたくない」という内なる声に抗えないとしたら。
もしかしたら、やる気はあるものの、未だ行動に移せない状態の方もいらっしゃるかもしれません。
今は、眠れる獅子の状態なのかもしれませんよ。
試験直前になってやる気スイッチがオンになる人もたくさんいます。
私もそのタイプです。
先延ばしにしてしまったら、後悔するかもしれない。
今を見逃したらもうチャンスは訪れないかもしれない。
もし、内なる声がそのようにサインを鳴らし続けていたら、「今」が勝負のタイミングなのかもしれません。
コロナ禍や天変地異によって、試験を受けるタイミングが未来永劫保証されているとは言えない時代になりました。
「絶対合格」魂がみなぎってきたその時が絶好のチャンスです。