共通科目「医学概論」。
精神保健福祉士と社会福祉士国家試験の共通受験される方にとって、問題用紙を開いた初めに「こんにちは」が待っている科目です。
やる気満々でページを開くのですが、第24回~第37回社会福祉士本試験の流れを見ると、この科目で出鼻を挫かれてしまった受験生の悲痛な声が毎年のように届いています。
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要注意なのが、第一問目です。
初っ端から「!?」という出題が目に飛び込むと、出鼻をくじかれたように、焦りに支配されてしまう危険性があるのです。
新カリキュラム初出題であるため、この一問目に対する気持ちの持ち方、切り替え方によって、その後の展開が左右されると言っても過言ではないです。
直近11年分(第27回〜37回まで)をまとめてみました。
- 第27回試験第一問目
- 第28回試験第一問目
- 第29回試験第一問目
- 第30回試験第一問目
- 第31回試験第一問目
- 第32回試験第一問目
- 第33回試験第一問目
- 第34回試験第一問目
- 第35回試験第一問目
- 第36回試験第一問目
- 第37回試験第一問目
第27回試験第一問目
問題1 人体の構造と機能に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1 アルブミンは酸素の運搬にかかわる。
2 ヘモグロビンは感染の防御にかかわる。
3 平滑筋は随意的に収縮できる。
4 気管は食道の後方に位置する。
5 横隔膜は呼吸にかかわる。
※正解は5です。
第28回試験第一問目
問題 1 以下は,乳幼児期にみられる標準的な発達の特徴を示したものである。2 歳前後で始まるものはどれか。最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1 あやすと笑うようになる。
2「アーアー」などの意味のない発声を始める。
3 意味のある単語を言い始める。
4 集団遊びの決まりごとを守れるようになる。
5 2 語文を言い始める。
※正解は5です。
第29回試験第一問目
問題 1 身体の標準的な成長・発達に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1 器官が形成され始めるのは,受精後24 週以降である。
2 体重が出生時の約2倍になるのは,出生後3~4か月である。
3 身長が出生時の約2倍になるのは,2 歳前後である。
4 乳歯は,生えそろうと32 本になる。
5 リンパ系組織が成長のピークとなるのは,乳幼児期である。
※正解は2です。
第30回試験第一問目
1 生後 2 か月までに,首がすわる。
2 生後 3 か月までに,座位保持ができる。
3 生後 6 か月までに,乳歯が生えそろう。
4 生後 6 か月までに,大泉門は閉鎖する。
5 生後 18 か月までに,一人で歩くことができる。
第31回試験第一問目
1 3 歳
2 7 歳
3 15 歳
4 30 歳
5 50 歳
第32回試験第一問目
1 視覚は,後頭葉を中枢とする。
2 腸管は,口側より,空腸,回腸,十二指腸,大腸の順序である。
3 肺でガス交換された血液は,肺動脈で心臓へと運ばれる。
4 横隔膜は,消化管の蠕動に関わる。
5 副甲状腺ホルモンは,カリウム代謝をつかさどる。
第33回試験第一問目
2 思春期には,第一次性徴が出現する。
3 青年期の終わりは,身体の成長が最も著しい時期である。
4 20 歳頃には,生殖器系の成長が最も著しくなる。
5 老年期には,収縮期血圧が上昇する。
第34回試験第一問目
2 拡張期血圧が低下する。
3 聴力は低音域から低下する。
4 下部食道括約筋の収縮力が増強する。
5 膀胱容量が増大する。
第35回試験第一問目
なさい。
1 この時期の心理的特徴として,自意識に乏しいことが特徴である。
2 女子では,初経から始まり,次いで乳房や骨盤の発育がみられる。
3 男子は,女子よりも早い時期から思春期が始まる。
4 身体の変化は緩徐な変化が多い。
5 第二次性徴という身体的な変化が始まる。
第36回試験第一問目
線に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 25 歳を 100 %として表している図である。
2 身長など一般型はS字型カーブを示す。
3 リンパ型は 12 歳頃に約 90 %となる。
4 神経型は 12 歳頃に最も発達する。
5 生殖型は 12 歳頃に 70 %となる。
第37回試験第一問目
- 問題1 思春期・青年期における心身の特徴に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 1 思春期には、男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。
- 2 思春期における心理的特徴としては、自意識過剰がある。
- 3 思春期には、アイデンティティは形成されている。
- 4 第二次性徴に性差はみられない。
- 5 青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。
第27回試験は「人体の構造と機能」についての出題、第28〜31回試験までは、乳幼児期・青年期の発達・成長問題が続いていました。
最新の第37回試験では、思春期・青年期の出題が戻ってきました。
しかしながら、人体の構造と機能に関する専門用語がずらっと並んだり、日常生活で乳幼児と接する機会がない中で、いざ本試験で出された際には、予想外の出題からプチパニックになったり、どれも正しいような錯覚に陥ることは珍しくないのです。