社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

今年で15年目の絶対合格ブログ(530万PV)。社会福祉士歴12年の現場経験をもとに、不安を不っ飛ばして“安心”に転換します。

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「人間関係で辞める」のは、決して逃げじゃない。自分を一番活かせる場所の選び方。


今の仕事を続けていくべきか、それとも新しい道を探すべきか。

その判断基準はまさに十人十色です。

「生活のためのお金」と割り切る方もいれば、「社会への貢献」というやりがい、あるいは「福利厚生の充実」を最優先にする方もいるでしょう。

多くの場合は、それらの要素を自分なりの天秤にかけて優先順位をつけているはずです。

20年のキャリアを振り返り、私が確信している基準。

それは、「誰と一緒に仕事をするか」という要素です。

 


対人援助職は「個」では完結しない


誰と働くかは、経営者ではない限り、自分の希望や意思では選べずに、与えられた環境によるところが多いでしょう。

 

社会福祉士や精神保健福祉士といった対人援助の仕事は、決して一人で完結するものではありません。

多職種と連携し、役割を分担しながら、チームで一つのケースに向き合っていくのが基本です。

仕事の先には必ず「相手」がいます。

それは支援を必要とするクライエントだけでなく、日々背中を合わせる同僚や上司も同じです。

お互いの価値観や温度感が響き合うことで、支援の質も、自分自身の心の平穏も決まってくるのです。


「2対6対2の法則」の中で出会った戦友たち


人間関係には「2対6対2の法則」があると言われます。

  • 自分のことを好きな人が2割

  • どちらでもない人が6割

  • 気が合わない人が2割

 

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この比率がどこまで正確かはさておき、私はこれまでの仕事人生で、幸運にも「窮地を助けてくれる仲間」や「切磋琢磨し合える相手」に恵まれてきました。


忘れられないのは、社会経験がまだ浅かった20代前半の頃です。

若さゆえの直感と正義感から、上司の判断にどうしても納得がいかず、職員会議で真っ向から反旗を翻したことがありました。

当然、職場での居心地は悪くなりましたが、そんな私にそっと加勢し、守ってくれた年配の同僚がいました。

あの時、孤立無援の私を支えてくれたその「戦友」とは、職を離れた今でも連絡を取り合う大切な関係が続いています。


チームが崩れる時、私は去ることを選んだ


私が長年勤めたある職場を去る決断をした最大のきっかけは、皮肉にも経営的な判断でした。

「この人たちがいたから、どんなに辛い現場でも踏ん張ってこれた」と思える大切な仲間たちが、一斉にその場所を去らざるを得ない状況になったのです。

私にとって、彼らと一緒に働けない場所で、一人情熱を燃やし続けることは不可能なことでした。

「会社は組織であり、人間関係の采配は経営側がするもの。一個人が私情で進退を決めるのはプロ失格だ」という冷徹な意見もあるかもしれません。

ですが、「誰と一緒に働くか」によって、自分のパフォーマンスも、メンタル面でのレジリエンス(回復力)も劇的に変わる

これは、20年間現場に立ち続けてきた私が、身をもって体感してきた真実です。


「私情」こそが、良い支援の源泉になる


今の時代、「個」のスキルや効率が重視され、「誰と働くか」という情緒的な視点は二の次にされがちです。

しかし、特に感情労働である対人援助職において、同僚との信頼関係は単なる「仲の良さ」ではありません。

それは、折れそうな心を支え合う「安全基地」であり、より良い支援を模索するための「対話の場」でもあります。

もし今、あなた様が新しい職場で居心地の悪さを感じていたり、以前の仲間を思い出してモヤモヤしていたりするのなら、それはあなたがそれだけ人を大切に思い、チームの力を信じている証拠です。

環境が変われば、また新しい「2対6対2」の出会いが始まります。

すぐには馴染めなくても、かつての戦友たちがそうであったように、あなた様の不器用な正義感を理解し、守ってくれる誰かが必ず現れるはずです。

職場を選ぶ基準に、もっと「私情」を挟んでもいい。 誰と笑い、誰と苦悩を分かち合いたいか。その直感を、どうか大切にしてください。


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