社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

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5月は「勉強」よりも「体調」を。社会人受験生が陥りがちな“春のオーバーヒート”を防ぐコツ。


今日から5月。

カレンダーがめくられると同時に、書店には第39回社会福祉士・第29回精神保健福祉士国家試験の最新テキストや問題集がずらりと並び始めましたね。

「いよいよ、自分の番が来たんだな」と、真新しい表紙の輝きに背筋が伸びる思いの方も多いはず。

その一方で、4月の怒濤の変化を乗り越えた心身には、自分でも気づかないうちに「澱(おり)」のような疲れが溜まっている時期でもあります。

長丁場となる受験生活を完走するために、今、社会人受験生の皆さんに大切にしてほしい「5月の過ごし方」をまとめました。

 


1. この時期は、テキストは「揃えた」だけで100点満点


最新の参考書を手に入れ、重い袋を抱えて帰宅する。
あるいは通信教材が大量に揃って、自宅で存在感を放っている。
または、スマホやPCのアプリや問題集を購入して、いつでもどこでもやる気OKモードに切り替わっている。

この瞬間が、受験期間中で最もモチベーションが高い「ピーク」の一つです。

 

だからこそ、あえて言わせてください。

「まだ、エンジンを全開にしなくていい」のです。

 

4月に新しい職場や役割に適応しようとフル回転した脳は、今、休息を求めています。

真新しいテキストを前に「今日から毎日1時間!」と高い壁を築いてしまうと、5月特有の気だるさに負けたとき、自分を責める材料になってしまいます。

まずはテキストをパラパラと捲り、「へぇ、こんなことを学ぶんだな」という“顔合わせ”ができれば、今はそれで十分です。

2. 5月の「体調メンテナンス」は、立派な受験対策


「五月病」という言葉があるように、この時期の心身は非常にデリケートです。

  • 寒暖差への警戒: 5月は朝晩の冷え込みと日中の暑さの差が激しく、自律神経が乱れがちです。

  • 「4月の無理」の回収時期: 緊張の糸が切れるGWは、溜まった疲れが一気に表面化します。


もし、休日なのに体が重い、やる気が起きないと感じたら、それは「怠け」ではなく、脳が命じている「強制シャットダウン」です。

ここで無理をして寝込んでしまうより、「しっかり寝る」「美味しいものを食べる」「仕事や勉強以外のことに没頭する」


このメンテナンスこそが、夏以降の学習加速を支える「土台」になります。

3. 2026年度試験(新カリキュラム3年目)を見据えて


2026年度(令和8年度)の試験は、新カリキュラム導入から3年目。

昨年度の傾向を踏まえ、より本質的な「理解力」が問われる年になる可能性があります。

受験勉強以外にも、「社会福祉士・精神保健福祉士として、どんな視点を持っておくべきか」という全体像をぼんやりと眺める時期にしましょう。

  • 職員室や職場での会話を「生きた教材」にする: 専門職としての役割、多職種との関係性、日々感じる「居心地の悪さ」……それらすべてが、試験に出る「事例問題」のリアリティを補強してくれます。


💡 今月のアドバイス:自分を「おもてなし」しよう


社会人受験生にとって、最大の敵は「孤独」と「自分への厳しすぎる評価」です。

GW期間中、もし「勉強が手につかなかった」としても、それはあなたがそれだけ4月を全力で駆け抜けた証拠です。

  • ワイルドカードの提案: 勉強の合間に、あえて全く関係のない「野鳥の観察」をしてみたり、お気に入りのカフェで「ただボーッとする時間」を作ってみたりしてください。脳の「デフォルト・モード・ネットワーク(ぼんやりしている時の活動)」が、実は学習した知識を整理してくれると言われています。



人生は泣いても笑っても、仕事に打ち込んでも、サボっても一度きり。


5月は、これから始まる長い旅のための「荷造り」と「体調確認」の期間です。

焦る必要はありません。真新しいテキストは、逃げずにそこであなた様を待っています。

まずは自分自身を一番に労って、心身に「余白」を作ることから始めてみませんか?


その余白こそが、秋、冬と深まっていくあなた様の学びを、より強固なものにしてくれるはずですから。