「絶対合格ブログ」の14年の歴史の中で、これまで勉強につまずいたり、モチベーションが下がってしまった時の処方薬として、様々な手段をご提案してきました。
-
合格体験談を読み、成功のイメージを膨らませる
-
自己啓発本でマインドセットを整える
-
がむしゃらに問題を解く、あるいは得意科目から手をつけてリズムを作る
-
物理的に勉強から一旦離れ、心身をリセットする
-
なぜ受験を目指したのか、その原点に立ち返り、自分を見つめ直す
しかし、現実として、これらの手段を尽くしてもモチベーションが上がらない、あるいは逆に行動することへの拒否反応が強まってしまうことはあります。
もしそうなったなら、「いっそのこと、受験を諦めてしまう」というのも、一つの立派な選択肢です。
会社から課されたマスト受験ではない限り、続けるのも辞めるのも、すべてはあなた様の自由意思に委ねられています。
そこまでしても拒絶反応が消えないのであれば、それはあなた様の「魂」が「今の自分には向いていない」と冷静に悟っているサインなのかもしれません。
そのサインを無視して無理を重ねれば、苦痛が深まるばかりです。
「見切り」は失敗ではない。新たな自己理解のプロセスである
かくいう私も、20代前半に地方上級公務員試験を目指した時期がありました。
膨大な科目数に圧倒され、苦労して集めた問題集を前に、いざページを開いた途端にやる気が霧散し、そのままお蔵入りさせた経験があります。
数的処理や判断推理へのアレルギー反応に、心と身体が正直に「ノー」を突きつけたのでしょう。
他にも行政書士や食生活アドバイザー検定など、一度きりで試験を見切った経験が私にはあります。
世間的には「受験費用と労力の無駄」と映るかもしれません。
しかし、実際に準備し、現場に触れてみて初めて分かることや、自分という人間の「向き・不向き」を判断できる材料を得られたことは、決して無駄ではありませんでした。
「やる前」の想像だけで可能性を閉ざすのではなく、準備をしてみて「今は合わない」と知ることができた。
その事実は、次に進むための明確な切り替えスイッチになります。
それに、今は無理でも、数年後、数十年後に必要性が生じたり、価値観が変化することで、再受験の道が開ける可能性はゼロではありません。
実際、第2回新カリキュラム社会福祉士試験の合格者の中には、十数年ぶりの再チャレンジで合格を掴んだ方もいらっしゃいます。
私自身、キャリアコンサルティング技能士2級の試験を今回は見送りましたが、また時機を見て再挑戦する可能性を常に心に残しています。
それは、一度実務経験を更に積んでから新たな視座を高めて取り組みたいという思いがあるからです。
一度でも勉強に手をつけていれば、それは「ゼロ」ではありません。
再び歩き出すとき、あなたは確実に以前よりも軽い足取りでスタートできるはずです。
それでも「諦めたくない」という内なる声が聞こえたなら
もし、これまでの話を読んでもなお、「やっぱり諦めたくない」という内なる声が消えないのなら。
あなた様は今、「眠れる獅子」の状態なのかもしれません。
試験直前になって火がつき、爆発的な集中力を発揮して合格を勝ち取る人を、私は数多く見てきました。私もそのタイプです。
「今を見逃したら、もうチャンスは訪れないかもしれない」
「先延ばしにしたら、いつか後悔するかもしれない」
もしあなた様の心がそんなサインを鳴らし続けているなら、今こそが勝負のタイミングです。
コロナ禍や予測不能な災害が増えた現代において、試験を受ける機会そのものが、未来永劫保証されているとは言い切れない時代になりました。
だからこそ、あなた様の「絶対合格魂」が熱くたぎり、内側からエネルギーがみなぎってきたその時こそが、人生における絶好のチャンスです。
辞める勇気を持つことも、挑み続ける決意をすることも、どちらも「正解」です。
その答えを、あなた様のペースで見つけていってくださいね。