第32回国家資格キャリアコンサルタント試験まで、いよいよあと3週間を切りましたた。
今、この記事をご覧の受験生のみなさんが、どのような進捗状況で、どれほどの焦りやプレッシャーを抱えながら画面を見つめているのか……。
そんな姿を想像しながら、この文章を打っています。
先日、第36回2級キャリアコンサルティング技能士学科論述試験が実施されました。
私は見送りましたが論述試験を観たところ、転職か留まるかの揺れ動く中に病気という要素が加わった若者の未来についての出題でした。
改めて幅広い視座を高めて置く必要性を感じています。
今回は、効率良く勉強の総仕上げを進めるための「簡単なアナログ道具」を使った方法をご紹介します。
それは、新しい記憶法などではなく、「復習の優先順位(トリアージ)」を瞬時に決めるためのチェック用アイテムです。
こちらの画像をごらんください。

これは私が2級技能士学科試験対策で使用した『国家資格キャリアコンサルタント・2級技能士 合格のトリセツ 学科試験・実技(論述)試験 速習テキスト&問題集』ですが、上部にたくさんの付箋が貼ってあります。

昨今のキャリコン試験や福祉系国家試験は、労働経済の白書や最新の統計データなど、出題範囲が年々広がりを見せており、スマホアプリなどを使ったデジタル学習も主流になりつつあります。
しかし、直前期の「弱点潰し」において、この「紙のテキスト×付箋」というアナログな視覚化は絶大な威力を発揮します。
これは何のためかと言いますと、「自分が不正解だった問題ページ」を1秒で引き出すためです。
ページを開けば、正解か不正解かをチェックできる記入欄が設けられている問題集は多いです。しかし、いざ勉強を再開する際、ページをパラパラとめくってバツ印を探す時間は非常にもったいないですよね。付箋を上部に貼っておけば、ピンポイントで弱点のページから学習をスタートできます。
さらに、付箋の色や種類を使い分けることで、より高度な自己分析が可能です。
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赤色の付箋: 全く手が出なかった不正解問題(最優先復習)
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黄色の付箋: 2択まで絞れたが間違えた、あるいはまぐれ当たりした問題
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青色の付箋: 頻出の統計・白書データなど、試験当日の朝に見直したいページ
そして最も重要なのは、完全にマスターできたと自信を持てたら、その付箋を外していくことです。

付箋の束を目視することで、「自分はまだこんなに間違えている」という現状のバロメーターになります。
しかし同時に、学習を進めるにつれて付箋が少しずつ減っていく物理的な感覚は、「確実に弱点を克服できている」という確かな手応えと自信に変わります。
キャリコンの現場でもクライエントの「客観視」が重要であるように、試験勉強においても全体を俯瞰し、自分の現在地をメタ認知(客観視)できる力を持つと、学習効率は飛躍的に上がります。
自分が今、どの程度のレベルに到達していて、どこが苦手なのか。
漠然とした「想像の世界」で不安を膨らませるのではなく、「付箋の数」という「現実」を直視し、一つずつ剥がしていくこと。
それが、試験本番の不安を最小限に抑えるための、最も確実な直前対策になります。