社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

第24回試験終了後に襲ってきた徒労感・絶望感から

試験が終わってから1週間が経とうとしていますが、何とも言えない虚無感・絶望感に支配されている方々が多いのではないでしょうか。

例年にない解答割れの数、小高塾のボーダー予想、赤マル福祉の平均点の低さを見ても、波乱の回だったことが安易に想像できます。


実力を発揮できなかった、過去問が通用しなかったという後悔・無念の気持ちが木霊しています。


ここで、少しでも気休めになればという思いから、私が去年の今頃、合格発表日までどんな心境だったのかを綴っていきたいと思います。



約35日間の駆け込み勉強で本試験を迎えた私ですが、共通科目を筆頭に、全体の手ごたえはボロボロでした。


試験が終わった後のあの筆舌に尽くしがたい絶望感・徒労感は今でもはっきりと覚えています。


自分の勉強法では通用しなかった。

不合格間違いなしだ。受験を応援してくれた職場の人間達にどう言い訳しよう。

過去問と同じ問題なんてほとんど出なかったじゃないか。

見たことがないような初見問題多すぎだよ。

なんで試験開始前に心を揺さぶるような問題文修正説明なんてするんだよ。



やり場のない虚しさで心が潰れそうになっていまいした。


試験が終わった後には、会場近くの居酒屋で、同じく受験をした同級生と「試験お疲れ様慰安会=不合格確定残念でした会」を行いました。


問題集からの出題が少なすぎる。

あれで合格率30%弱なんて、どれだけ受験生のレベルが高いんだ。


お互いに試験に対する不平・不満は止まりませんでした。



帰宅後に、一縷の望みをかけて、けあサポ、赤マル福祉の解答速報で、自己採点を行いました。


宅建の試験終了後も、臆せずに必ず自己採点を行っていたため、習慣となっていました。


午前科目の結果は、手ごたえ通り壊滅的でしたが、幸いなことに0点科目は一切ありませんでした。

機関ごとの解答割れも少なかった上に、各科目最低2点以上キープできていたために、0点科目の心配はなくなりました。

「もしかしたら専門科目の出来次第では挽回できるかもしれない」

俄然期待が高まった私は、勢いで専門科目も採点したところ、共通と合わせて、第23回の合格点である81点を超える自己採点結果になりました。

ただし、まさかの1点科目が1つあったため、不安は残されました。


当初は90点を目標に掲げましたが、実際には80点台が限界だったので、勉強時間の少なさを反省しました。



なんとか80点を突破した自己採点結果ですが、合格ライン基準の6割(90点)には届いていなかたので、ボーダー上にいることには変わりありませんでした。

過去のデータを見たところ、87点が合格ラインだった回もあり、(第20回)油断大敵でした。

しかしながら、よくよく調べてみると、「不適切問題」というものが存在するようでした。


私はこの時に「社会福祉士試験における不適切問題」という言葉を初めて知りました。


2011年10月に受けた宅建受験でも、前代未聞の誤植による不適切問題が発生したわけですが、社会福祉士試験では頻繁にあるようです。


受験終了後から、不適切問題の議論がネット上に広がるようになりました。

自己採点が終わった後に、共に受けた同級生達数人に連絡を取ってみると、みな「あれだけできなかった」とぼやいていたのに、90点超え(中には100点超えもいた)という余裕の声を聴かされたので、ボーダー上にいる私だけ置いてきぼりになった気分でした。

私を含めてみんな社会人学生でしたが、みんな陰で努力している実態を知らされました。


合格内定組の友人達は、トドメめの一発を残してくれました。


「3月の合格発表の後は、合格祝勝会をやろうね!」


私の場合は万が一の結果があるので、同級生達の勇姿を知って、ただただプレッシャーが増しました。