受験日が近づくにつれて、「〜しなければならない」思考が強くなってくるかもしれません。
目標を掲げて、自分を律しながら根気強く取り組む姿勢は素晴らしいですが、「〜しなければ受からない」という固定観念が植えつくと、モチベーションも低下して、効率が悪い勉強法に陥ってしまう畏れがあります。
代表的なのが、
「問題集やテキストは、完璧にマスターしなければならない」
という考え方、取り組み方です。
合格するためには、相応の知識量は必須ですが、パーフェクトな学習量は必要ありません。
実際、一冊の問題集やテキストを全部インプットするのは、不可能といっていいでしょう。
合格を目指す上では、頻出度や重要度が高い項目を、とりこぼさないことが要になってきます。
社会福祉士本試験の合格基準は6割程度で相対評価調整となっています。
現実的には昨年度の例をあげると、5割以下の総得点でも合格ラインでした。
残り二ヶ月を切った今、全部覚えないと受からないというような強迫観念に支配されていて、 不安と焦りでやる気が削がれていたら、全部覚えようとしない方が受かるというように少しずつシフトして行かれることをオススメします。