平成24年第25回本試験までは、受験票に「携帯電話の持ち込み自体が禁止」というふうに釘を差されていました。
宅建試験などの国家試験においては、会場に携帯電話を持ち込み可能で、一人一人に専用袋が用意されていて、そこに収納して床に置いておくという処置でしたが、社会福祉士試験においては持ち込み自体が禁止になっています。
第26回の受験票にも書かれているでしょうか。
試験センターのQ&Aページにも「試験会場への携帯電話の持ち込みについて」の問いについて「不正行為等の防止の観点から、試験会場への携帯電話を含む通信機器等の持ち込みを一切禁止します。」と書かれているので、恐らく例年の流れを踏襲するでしょう。
私は、自分で言うのもなんですが、生真面目な人間なので、当日決まりの通りに携帯電話を家に置いて行きました(笑)
私のような人間は、同じく受験した同級生の中では一人もいませんでした。
友人の中で、駅のロッカーにしまう予定だったものの、全部使用中になっていたために、会場に持って行った人もいました。
室内には、「携帯電話はバックの中にしまってください」というような張り紙がありました。
それを見た私は、してやられたと思いました。
今の時代、携帯電話を持ち込めないということで、不都合が生じる人間もいるでしょうから、暗黙の了解になっているのかもしれません。
ちなみに、帰宅後に携帯を確認したところ、10件近くのメールが溜まっていました。
全員試験を受けた同級生や友人からで、
「時間たりなすぎだよ」
「何あの問題は」
「お疲れ様会やりませんか?」
という内容でした。
携帯電話なしで朝から晩まで過ごしたのは、実に何年振りかというところでした。
私のように馬鹿正直な人間は珍しいかもしれませんが、こんな私が言うのもなんですが、余計な心配を減らしたのならば、携帯電話を置いて行くのが確実だと思われます。