私自身はこれまで30以上の資格試験にチャレンジしてきましたが、正直なところほとんどの場合「勉強は辛い」という気持ちがつきまといました。
宅建にしても、社会福祉士にしても、勉強している時間は、「楽」よりも、苦痛に感じる割合の方が圧倒的に多かったです。
何度書いても覚えられない人名や、歴史順。
「なんて自分は物覚えが悪くて、馬鹿なんだろう」と、一日に10回以上は追いつめました。
いつだってやめることはできましたが、何としても成し遂げると決めた以上、後に引き返せませんでした。
それでも何とか結果は出ました。
この合格は、運の要素もかなり大きいと自覚していますが、それも実力のうちだと思っています。
81点だろうが90点だろうが、合格ラインに入って受かればいいんです。
このブログの根本は、その考えから生まれています。
私の同級生で、「8割以上取れなければ、たとえ合格しても、価値がない」と、真顔で力説してきた人もいました。
私は、そういう考えもアリだと思いました。
自分を厳しく律せられて、高得点を獲得できる受験生は、私から見て尊敬に値します。
上には上がいるのは事実ですが、出来る人間と比較して卑下する必要もありません。
このブログは、8割以上の高得点を取るための勉強術指南ではなく、合格ラインである6割程度を確保できるためのテクニック・アドバイスにスポットを当てて、書いてきました。
自身の経験から、
勉強に自信がなくても、達成を遂げることは不可能ではない。
どんなに頭が悪くて、勉強が嫌いと自覚している人間でも、諦めずに正しい努力を重ねれば、遅かれ早かれ合格できる。
この一点を伝えるために、今日まで発信してきました。
7割はハードルが高いかもしれないけれども、6割ならこんな自分でも何とかなるかもしれない。
「6割ならなんとかなる」
この自己暗示を欠かさないでください。
私がモチベーションを保てたのは、常に合格ラインには入り込めるような勉強法を維持してきたからです。
150点中の90点です。
現実的には、第26回試験結果を見ればわかるように、6割以下の得点率でも受かるラインになっています。
事実、過去を振り返ってみても、社会福祉士国家試験は90点以下でも、受かる試験なのです。
試験改正により、次回から合格ラインが90点以上になる。
こんな噂は何年も前から蔓延っていたようです。
二桁合格点ならば何とかなりそうな気がしませんか?
一人での勉強は「辛」いかもしれませんが、ブログを通してお力添えすることで、「幸」に変わる瞬間があれば何よりです。
停滞していたみなさんが、少しでもやる気が芽生えていただければ、これほど嬉しいことはありません。