タイトルの通り、私は勉強に着手し始めた頃、専門科目を重点的にこなしていましたが、共通科目はほぼ手をつけてませんでした。
その理由は極めて明白で、専門科目は比較的解きやすい・覚えやすい科目が多かったのですが、共通科目は全体的に眺めて、ちんぷんかんぷんで、気後れしてしまうような問題がそびえ立っていたからです。
私は臭いものに蓋をするかのように、年内は共通科目に関しては、ほぼスルーしていました。
みなさんも、18科目のうち、何科目かは苦手であったり、まだほとんど手をつけていない分野があるかもしれません。
本試験では、全体で6割目安、かつ0点科目回避を死守しなければならないことを踏まえると、「苦手だから、嫌だから無勉がいい、やりたくたい」なんて具合に割り切るわけにはいかなくなりますよね。
そこで私がこのブログを通して度々推奨しているやり方は、「得意分野で苦手科目をカバーして合格をねらう」スタンスです。
私自身は、約35日間の学習量とバランスを振り返ると、圧倒的に専門科目にかけた時間が多かったです。
理由は前述したように、やりやすかったからに尽きます。
共通科目に関しては、全体で3周くらいしか反復できなかっただけに、本試験の結果も、5割弱くらいの出来でした。
もしも、「共通・専門科目ともに6割を取らないと不合格」という基準ならば、不合格確定でした。
ですが、現状の本試験は、あくまでも併せて6割程度を出せば良いわけです。
私は合格ラインを専門科目の出来でカバーできたのです。
得意な科目で苦手科目を補って、苦手科目は確実に一点以上をキープできるように、頻度の高い重要問題をインプットしておく。
満遍なくこなせれば理想ですが、どうしても苦手科目を潰せそうにないし、これ以上は自分には出来ないとギリギリの段階で判断したら、このような割り切り方も一つの手段です。