☆ 効果的に使う私の過去問使用術
私が学習に使用したテキストはこちら
『福祉教科書 社会福祉士完全合格問題集 2012年版』
◆ 分からない問題は後回しにするか、捨てる勇気を持つ
前述したように、どれだけ過去問を解けるようにしても、
本番では初めて目にするような問題が必ず複数出題されます。
そんな時に、焦ってしまい、1問につまづいて先に進めなく
なると、時間が足りなくなってしまい、マークミスや、全問
解けなくなる失敗に陥ってしまう恐れが考えられます。
とにかく社会福祉士の試験は問題数が多い上に5択で
文章が長いために、1問に割く時間が限られているのです。
現代社会と福祉等では、毎回過去問に載っていない
歴史上の人物の名前が登場したり、統計問題等も、
考えても分からないような問題が出されるのです。
そんな時は、とりあえず後回しにするか、思い切って
直感を信じるか、1問捨てる勇気を持って、とりあえず
解答を塗りつぶせば良いのです。
みなさんが難しいと思っている問題は、たいていの場合
他の受験者も同様に感じていることです。
試験の構成の中で3割以上は常識やセンスでしか解けないよう
問題が毎年出題されるので、自分の力だけでは太刀打ちできない
問題が必ず出来るのです。
全部解こうとする完璧主義を捨てて、確実に解ける5~6割の
過去問類似問題をこなせる方が確実に合格に近づきます。
実際に類似問題が5割取れれば、新出問題は1割程度の正解率
でも合格レベルをゲットできるのです。
◆ 実際には、6割取れれば合格できる
この試験は必ずしも6割(90点)以上取らなくとも、85点以上
取れれば合格できる仕組みになっているので、奇問・難問に拘る
よりも、ばっさり切り捨てて、取れる問題を埋めた方が、効率的です。
自分の力ではどうすることも出来ない問題が必ず出る。
完璧に得点しようとしなくても、取れるところをしっかりマークして、
合計6割取れれば確実に合格できると頭に入れていた方が、
事前学習も本試験もリラックスして臨めます。
まとめ
・本試験で奇問・難問など、過去問で見たことがない新出問題が
出るのは当たり前。あなたが難しいと思っているということは、
他の受験者も同様なので、1問にこだわりすぎない。
・本試験では、確実に得点できる過去問の類似問題をゲットする。
・本試験では、85点以上(約57%)取れれば合格できる。