学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 坪田信貴著
パッケージに写っている女性は、本作に登場する本人ではなくて、モデルさんでした。
偏差値30以下から偏差値70まで、たったの1年で上げて慶應義塾大学に1発合格を果たしたさやかさんの合格までの軌跡を綴った構成になっていますが、特徴的なのは、筆者が合格者本人ではなくて、さやかさんを合格へと導いた指導者であることです。
本書では、合格までのプロセスや、誰でも難関試験を突破できるような心理学的な勉強法や、子育てや、やる気を起こすためのコツを載せています。
2004年夏、偏差値30の高校2年生だったさやかさんは、坪田先生の指導のもと受験勉強を始めました。
坪田信貴さんとは、株式会社青藍義塾(せいらん・ぎじゅく)代表取締役 塾長、学校法人大浦学園 理事長。
その活動の場は日米にまたがり、ネイティブ並みの英会話力を誇る。TOEICは990点(満点)。
これまでに1000人以上の子ども達を個別指導し、心理学を駆使した学習指導法により、生徒の偏差値を短期
間で急激に上げることで定評がある。
教え子には、「高3の夏まで文系クラスだったが、その後、理系に転向して国立大学医学部に合格した女の子」、
「高3時に学年で100番以下だったが、東京大学に合格した男の子」など、異例のエピソードを持つ者多数。
(Amazon説明文より引用)
まさにリアル版ドラゴン桜のようなエピソードです。
売り上げは65万部を突破して、5月1日からは実写版映画公開が決定しました。
ビリギャル役として有村架純さんが演じて、塾講師役に伊藤淳史さんが演じています。
LaLaDX5月号よりコミック連載も決まったようです。
また、昨年こんな作品も登場しました。
偏差値29の私が東大に合格した超独学勉強法 角川SSC新書 杉山 奈津子著
独学1浪で東大に合格を果たされた杉山さんの体験談から書かれています。