社会福祉士資格を取ったところで、仕事に活かせるわけではないからなぁ……。
受かって損はないけど、ただでさえ忙しい中、勉強の時間に割くのはもったいない。
どうせ受かっても、給料が上がるわけでも、部署が変わるわけでもないし。
こういう心理が働くと、不合格ルートに直結してしまいます。
いまいち学習にやる気が出ないまま、本番を迎えることになるからです。
また、勉強のスランプに陥った時に、そのまま逃げの姿勢に走ってしまいがちです。
当たり前のことを言っているようですが、意外とそのようなモヤモヤを抱えたまま受験に挑む方は多いのです。
私の友人や職場の先輩もそうでした。
卒業できることが第一だから、来年受かればいい。だから、今回は全く勉強してないよ。
仕事に直結する介護福祉士にはストレートで受かったけど、社会福祉士は現職では必ずしも必要じゃないから、どうもやる気が出ないんだよね。
今年で2回目だけど、仕事が忙しくてまた落ちそうだわ。
結果がどうだったかは、みなさんの予想通りです。
いわゆる記念受験組が、毎年かなりの数いることで、合格率やボーダーの下落に影響しているのです。
スランプに陥ったり、勉強のモチベーションが下がってしまった時に、自分が何のために社会福祉士国家試験を目指すのかをもう一度振り返ってみてください。