◎ 総合成績抜粋まとめ
社会福祉士
※問141の分1点を加算して考慮してください。
全体 受験者数 3321名 平均点89.6点
専門 受験者数 3430名 平均点42.6点
共通科目
全体 受験者数 3789名 平均点46.8点
精神保健福祉士
全体 受験者数 634名 平均点96.9点
専門 受験者数 960名 平均点50.2点
1月24日に早速公開された赤マル福祉の第28回社会福祉士試験全体の講評は以下の通りでした。
◆共通科目
共通科目全体を概観すると、昨年に引き続き、標準的レベルの問題が多く取り組みやすかったものと思われる。受験される人にとっては難しく感じることが多いと思うが、難易度については昨年とほぼ同程度であったといえよう。
◆専門科目
専門科目全体としては、過去問をベースとした出題内容が中心であり、過去問学習が重要であるといった傾向は例年通りであった。基本を理解した上で、更に学習をしていたかが問われる内容もあり、しっかりと学習していないと差がつく問題がかなり見られた。ちゃんと学習をしてきたかが試される出題レベルであり、全体を通しての難易度については、昨年と同程度であったものと思われる。
(赤マル福祉結果講評より引用)
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ちなみに、過去5年分は以下のようになっていました。
第27回 合格点88点(専門のみ37点)
共通科目→難易度は昨年よりもやや易化したものと思われる
専門科目→全体を通しての難易度については、昨年と同程度であったものと思われる
第26回 合格点84点(専門のみ37点)
共通科目→例年通り
専門科目→昨年のような難問・奇問が勢揃いしたことへの反省を踏まえ、改善された結果
第25回 合格点72点(専門のみ33点)
共通科目→昨年(第24回)並み~やや難しいもの
専門科目→例年並みであった
第24回 合格点81点(専門のみ40点)
共通科目→昨年並み(第23回)~やや難しいものと思われる。
専門科目→昨年(第23回)と比較して、やや難しくなったものと思われる。
第23回 合格点81点(専門のみ42点)
共通科目→例年並みの難易度
専門科目→昨年(第22回)とさほど変わらないものと思われる。
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◆ 社会福祉士のデータ
※問141の分1点を加算して考慮してください。
第28回
3月10日付
過去最多採点で、3300名を超えました(全体)。
3月4日付
平均点 89.7点⇒89.6点(-0.1)
2月23日付
平均点 89.8点⇒89.7点(-0.1)
2月22日付
過去最多採点で、3200名を超えました。
2月16日付
平均点 89.9点⇒89.8点(-0.1)
2月10日付
過去最多採点で、3000名を超えました。
平均点 89.8点
A:(合計点で90点以上★不適切分-1点で89点) ・・・・・・合格基準点をほぼ確実に超えると思われます
B:(合計点で84点以上★不適切分-1点で83点) ・・・・・・合格基準点として想定される範囲内です
C:(合計点で81点以上★不適切文-1点で80点) ・・・・・・合格基準点の最低ラインが取れています
社会福祉士全体過去6年分
第27回⇒約2750人 平均89.6点(約90点) ※最終確認 2015年3月15日付
第26回⇒2986人 平均87.4点(約87点)
第25回⇒1116人 平均78.66点(約79点)
第24回⇒サンプル1000人超えで、最終
第23回、第22回
◆ 赤マル福祉診断表の過去2年間の判定基準について
※ 第27回の例
A:得点率58%以上(合計点で87点以上)
B:得点率54%以上(合計点で81点以上)
C:得点率48%以上(合計点で72点以上)
合格基準点は80点は必須となります。
※ 第26回の例
A:得点率57%以上(合計点で86点以上)
B:得点率54%以上(合計点で81点以上)
C:得点率48%以上(合計点で72点以上)
◇ 精神保健福祉士のデータ
第18回
3月9日付
全体 平均点 96.9点⇒97点
3月6日付
全体 平均点 97点⇒96.9点
3月3日付
専門 平均点 50.3点⇛50.2点
3月2日付
全体 平均点 97.1点⇒97点
2月26日付
全体 平均点 97点⇒97.1点
2月22日付
全体 平均点 97.1点⇒97点
2月19日付
全体 平均点 97点⇒97.1点
2月12日付
全体 600名を超えました。 平均 97.1点
専門 900名を超えました。 平均 50.3点
〇 全体
A:(合計点で92点以上)・・・・・・合格基準点をほぼ確実に超えると思われます
B:(合計点で82点以上)・・・・・・合格基準点として想定される範囲内です
C:(合計点で73点以上)・・・・・・合格基準点の最低ラインが取れています
〇 専門のみ
A:(45点以上)・・・・・・合格基準点をほぼ確実に超えると思われます
B:(40点以上)・・・・・・合格基準点として想定される範囲内です
C:(37点以上)・・・・・・合格基準点の最低ラインが取れています
※ サンプル結果集計は例年通りでいけば2月下旬まで更新し続けます。
◆ 赤マル福祉のサンプル結果より推測する合格ラインの目安は (社福)
第22回は、不適切問題が2問あって84点だったので、実質82点と見立てると、第22~25回までの過去4年間は、「赤マル福祉の平均点-7or8」=その年の合格点という流れでした。
しかしながら、赤マル福祉の認知度が広まり、サンプル数の増加に伴い、2000人を上回った26回試験からはその法則が覆りました。
サンプル結果から合格ラインを推測するのは難しいというのが結論です。
※サンプルデータをもとに合格ライン予想を作るのは、同じ国家試験である宅建が典型的であり、毎年各資格学校が受験生のサンプルから、予想点を立てています。
一昨年の例だと、赤マル福祉では、5000人を超えるサンプル数が集まると、より正確なデータが集まると分析しています。
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実際には試験側が合格率をどの程度に絞るかによっても上下してきますし、例年各サイトによって解答割れが複数生じているので、合格発表その日にならないと実際の結果は分かりません。
過去3年間の流れを見ても、自己採点では不合格ラインだったものの、発表日になって正式解答では+数点上がって合格された方もいらっしゃいます。
赤マル福祉の自己採点結果で80点前半だった方は、不安と期待が入り混じっているでしょうが、人事を尽くしたわけですから天命を待ち続けましょう。